Health and self-therapy information
真実を観る眼力 72 「意識が現実を創る」という考えの構造 ③
🔍 観測する者としての人間は、“世界の編集者”である
編集者が何を強調し、どこに焦点を当てるかで、作品(現実)の印象は変わる。
それと同じように、意識の使い方ひとつで、人生は違う方向に“確定”していく。
⚠️ 意識の誤用によるリスク
観測=意識が現実を作るのだとすれば、それを無自覚に使う事にはリスクがあります。
誤用パターン | 結果 |
常に最悪の可能性を考えてしまう | 不安に基づいた現実を引き寄せる |
「どうせ無理」と思い込む | 機会やサポートが現れない |
他人を否定的に観測する | 人間関係の悪化を招く |
ニヒリズム(無意味感)に陥る | 現実が無価値に見える → 無気力化 |
🔮 仮に人間の自由意志が強力でも、「宇宙の法則・秩序に反する観測(意識)」は、どう扱われるのか?
💠宇宙の法則・秩序とは何か?
宇宙の根底にある法則や秩序とは:
調和・共存・循環・バランスの原理で動いている
重力、電磁力、エネルギー保存則などの物理法則だけでなく
意識・生命レベルでは、因果・共鳴・共創・波動の法則が働いているとされる❗
🌌 宇宙と意識の観点から
もしその法則に「反する」意図を持ったら?
たとえば――
自分だけが利益を得ようとする
他者や環境を破壊しても構わないという意識で観測する
極端に不調和な状態を意図して現実を作ろうとする
① 宇宙は“反発”しない。ただ“調和に戻そうとする”
あなたの意図が宇宙の秩序と大きくズレていればいるほど、その意識で観測し続けるのが難しくなる。
なぜなら、「共鳴」しないから。
共鳴しない波動は、周囲との摩擦・衝突・破綻として現れる。
🌀 結果的に:
- 現実が崩壊する
- 思い通りに進まなくなる
- 体調・人間関係・環境に“不調和”が広がる
② 宇宙の法則の中でしか、意識は“引き寄せ”として機能しない
いわば、宇宙には「道徳的物理法則」的な次元があると考えるとわかりやすい。
これは善悪ではなく、「循環を壊すものは、長くは維持できない」という原則。
💡 たとえるなら:“宇宙はオーケストラ”
あなたの意識は“ひとつの楽器”
宇宙の法則は“譜面・リズム・ハーモニー”
自由に弾いていい。でもあまりにも勝手な音を出し続けると、合奏が乱れ、自然と抑制・修正が起こる
✅ 結論まとめ
なぜ自由意志で現実を創れないのか?
自由意志を“反応”に使ってしまうと、意識の照準がズレ、創造ではなく反射になるから。
宇宙の秩序に反した意識で引き寄せようとしたら?
宇宙の“共鳴”原理から外れ、不調和を引き寄せる。その結果、意識が現実に影響する力を持続できなくなる。
🪄あなたの意識は、“宇宙が自分自身を体験する手段”でもある。
だから、意識の自由には大きな力があるけれど、その力は「全体との調和の中で最大化される」ように設計されている。
なので、
💡自由意志の行使は「宇宙の法則・秩序に反する観測(意識)」は絶対しない!
Harmony between the universe and humans
真実を観る眼力 71 「意識が現実を創る」という考えの構造 ②
✅「観測=意識が現実をつくる」という現実創造論について
【核心テーマ】
💠観測とは単なる“見ること”ではなく、「意識の働き」である。
【テーマへの問い】
🔸人間の「意識」は、現実に影響を与える“観測”たりうるのか?
🔍 【前提】量子論における“観測”とは?
量子状態は観測されるまで複数の可能性(重ね合わせ)を持っている。
観測する(=干渉する、関わる)ことで、現実が一つに収束(波動関数の収縮)する。
「観測者」は必ずしも“人間の意識”である必要はないとする意見もあるが、
👉 一部の理論や思想(例:コペンハーゲン解釈の拡張、意識中心的宇宙論)では、「人間の意識が観測者そのものである」とする。
🪞【補足】 「見る」と「見える」の違い
- 観測とは、見ることではなく、「どう見るか」の選択である。
- 自分の見たいようにしか世界を“見ない”人は、現実を固定化する。
- 観測者である自分が、世界にどう意味づけするかで、未来が変わる。
豊橋動物園 動物達の眼👀
🔸だとすれば、“思い通りの現実”を引き寄せられないのはなぜか?
① 意識が“無意識”の影響を強く受けているから
表面的には「ポジティブに思おう」としていても、潜在意識にある不安・恐れ・疑いが現実に強く反映される。
これは心理学的にも証明されており、引き寄せの実践で挫折する人の多くがここでつまずく。
意識は氷山の一角であり、現実を決めているのは“水面下の意識”かもしれない。
② 意識の“焦点”がブレているから(観測の不安定さ)
現実を変えるには、強い意図・信念の集中(フォーカス)が必要。
しかし多くの場合、意識は分散し、矛盾した思考を同時に持っている。
例:「成功したい」と願いながら、「失敗するかも」と思っている。
観測がブレると、確定する現実もブレる。
③ 自由意志を「意図」ではなく「反応」に使ってしまっているから
「自由意志」は、どこに焦点を当てるかを選べる力。👉その懐中電灯をどこに向けるか=自由意志の役割です。
意識という光は、暗闇(無限の可能性)に照らし出して、「現実」という一部を確定させます。
🔹ケース 1:「意図して照らす」=創造的観測
例:あなたが「成功している未来」に意識を当てる → そこに向かう現実が形成され始める。
この時、あなたは創造者として観測者である。
自分が何を見たいかを自分で選んでいる。
しかし現実の中で多くの人は、自ら選ぶよりも、外的状況への反応として生きている
🔹ケース 2:「反射的に動く」=反応的観測
例:他人からの評価、SNSでの評価に反応する、自動思考に従う、不安、過去のトラウマに反応 → その現実に焦点が合い、強化される。
このとき、懐中電灯は外からの音や刺激に勝手に振り回されて動いてしまう。
つまり、あなたは意図して現実を創っているのではなく、外部刺激に反応して現実を選んでしまっている。
✅ 結論:自由意志を“反応”に使うと、意識の焦点がコントロールできなくなり、「観測」しているつもりで、ただ反射しているだけになる。だから、思い通りの現実は創れなくなる。
自由意志を“反応の連鎖”に委ねてしまうと、望まない現実に巻き込まれやすくなる。
【“思い通りの現実” を引き寄せられない、まとめ】
人間の意識は、世界の形成に深く関与しており、その意識の向け方=観測の仕方が、現実の質を決める。
しかし、“思い通りの現実”を引き寄せられないのは、
1. 潜在意識の矛盾
2. 意識の焦点のブレ
3. 自由意志の無自覚な使用 などの「観測の誤用」が原因になっている。
【自由意志と観測を正しく使えば、現実は変わる】
現実を“思い通り”に創るために必要な意識の使い方:
方法 | 解説 |
① 意識を定める | 何にフォーカスするかを自覚する(目的地を明確に) |
② 潜在意識をクリアにする | 感情・トラウマ・思い込みを癒し、内的ノイズを減らす |
③ 意識を継続的に向ける | 習慣化された“観測”が現実を形作る(瞑想・アファメーションなど) |
④ 観測に“信頼”を添える | 不安よりも、信頼と愛からの観測を意識する |
⑤ 観測の“質”を高める | 「どう見るか」を磨く(ジャッジから共感へ) |
意識が肉体と心をコントロール
真実を観る眼力 70 「意識が現実を創る」という考えの構造 ①
「意識を向ける」ことは「現実をつくる」?
🔭 【量子世界】の『観測』が現実をつくる不思議
💡「あなたの“意識”が、現実をつくっている」、これは量子力学の世界では、れっきとした理論と実験に基づいた事実です。
量子力学には、非常に有名な実験があります。
👉 「二重スリット実験」(Double-slit experiment)です。
🔬二重スリット実験:観測の有無で現実が変わる
粒子(電子や光の粒)を2つのスリット(隙間)のある壁に向かって一粒ずつ飛ばすと、普通なら2本の筋がスクリーンにできるはずです。
しかし、実際に観測していない状態では、波のように広がり、干渉縞(波が重なってできる模様)が現れるのです。
ところが、不思議なことに、
観測装置をつけて「どちらのスリットを通ったか」を記録しようとすると、干渉縞は消え、粒子は“粒”として振る舞うのです。
つまり、
二重スリット実験では、電子などの粒子が「観測するかどうか」によって振る舞いが変化する。
😌観測しない → 波として広がり、多様な可能性を持つ
😃観測する → 粒として特定の結果に収束する(一つの現実に確定する)
この原理から、「観測=意識を向けること」が現実に影響を与えるとされる。
人間の「意識」も観測装置である、というのが「量子意識」の考え方。
👉 ポイント:観測はただの記録ではなく、“現実確定”のトリガーになる。
つまり、観測が現実を変え、そして現実を創る、という事実。
👁🗨【心理学】の観測行為、『期待』が現実を変える
1968年、心理学者ロバート・ローゼンタールとレノア・ジェイコブソンの実験では、教師に対してランダムに選んだ生徒を「今後成績が伸びる可能性が高い」と伝えました。
すると、本当にその生徒たちの成績が伸びたのです。
心理学ではこの現象を「ピグマリオン効果(Pygmalion Effect)」と呼びます。
これは、教師が生徒に対して抱く「期待」が、実際にその生徒の成績や行動に影響を与えるという効果です。
教師の意識=観測が、生徒の行動と結果を変えた。
これは量子の観測原理にとてもよく似ています。
🔍 ピグマリオン効果とは?
他者からの期待が高いと、その期待に応えようとする心理が働き、実際にパフォーマンスや成果が向上する現象。
期待が現実を変える(ピグマリオン効果)
⏬
他者への期待や信頼という「意識」が、その人の行動や成果を変える。
例)
- 教師の期待が高いと → 生徒の成績が本当に上がる。
- 上司が部下に「君ならできる」と期待して任せると → 部下がその期待に応えようと努力し、成果が上がる。
👉 ポイント:意識の向け方=人間関係の“現実”の設計図。
🌊【神経科学】の観測が 『共鳴』を生む(ミラーニューロン)
1990年代、イタリアの神経科学者ジャコモ・リゾラッティらの研究で、サルの脳にある「ミラーニューロン(鏡の神経細胞)」が発見されました。
これは、他者の行動を“見ただけ”で、自分の脳の同じ部位が活性化するという仕組みです。
つまり、他人の行動や感情を観測すると、自分の神経が共鳴し、同じ体験を追体験するのです。
この機能は共感やコミュニケーションの土台であり、「観測が波を生む」という量子的な視点と驚くほど一致します。
👉 ポイント:他人の行動や感情を「見るだけ」で自分の脳の同じ部位が反応し、この「共鳴現象」によって、人と人との間に非言語的な感情の伝播が起こる。
つまり、
私たちは意識を通じて“波”を発している。そして共鳴すると考えられます。
上高地のお猿
🪄 まとめ 『観測する=意識を向ける』が『現実をつくる』3つの根拠と【引き寄せの法則】の関連
-
量子の世界 → 観測によって現実が確定する
-
心理学 → 期待・意識が相手の行動を変える
-
神経科学 → 観測が共鳴反応を引き起こす
これらはすべて、私たちの「意識」が現実を形づくる装置であることを示しています。
⏬
意識は単なる内面ではない "「現実生成装置」”!
量子力学は、「観測が現実を確定させる」ことを示しています。
心理学と神経科学は、「期待・観測が人に影響を与える」ことを証明しています。
つまり、「現実は固定されたものではなく、あなたの意識が “選び”、確定させている」ということです。
あなたが「感謝」「喜び」「信頼」の意識で世界を観測するなら、
それは自分の幸福感や他者とのつながりの質を変えていきます。
逆に、「不安」「恐れ」「不信」の意識で世界を観測すれば、
その波が現実を形づくり、同じような現象を引き寄せやすくなるのです。
⏬
🌈 引き寄せの法則との関連性
「引き寄せの法則(Law of Attraction)」とは:
🔹「自分が発している思考・感情・波動に共鳴する現実が引き寄せられる」
🔹「現実は外からやってくるものではなく、内側から創られるもの」
現実とは「客観的にただそこにあるもの」ではなく、あなたの意識が“選び取り、創り出す”ものです。
だからこそ、どんな波で世界を観測するか? が、あなたの幸福のカギ🔑になります。
上高地 河童橋と穂高岳
asa Health Information 2025. 10月号 ③ 台風の身体への影響
台風による身体への影響を、西洋医学、東洋医学(特に中国医学)、アーユルヴェーダのそれぞれの視点からアプローチが異なるものの、共通して自然と身体のバランスが密接に関連しているという考え方が見られます。
🔬 西洋医学の視点
- 西洋医学では、台風などの強い気象現象が人間の身体に与える影響は、主に気圧や湿度、温度の変化によるものと捉えられます。特に、気圧の急激な低下や湿度の急激な変化が、体調不良を引き起こす原因とされています。
- 気圧の変化: 台風前後で気圧が急激に低下すると、血圧や心拍数、呼吸に影響を与える可能性があります。特に、低気圧に敏感な人々(高血圧、低血圧、心臓病の患者など)は、体調が不安定になることが多いです。
- 湿度と温度の変化: 湿度が高いと体温調節がうまくいかず、体内の水分バランスが崩れることがあります。これにより、頭痛や疲労感、脱水症状などが引き起こされることがあります。
🍂 東洋医学(中国医学)の視点
- 東洋医学では、気象の変化が「気」の流れや「陰陽」のバランスに影響を与えると考えます。台風などの自然現象は「風」「湿気」「熱」などが強く作用する状況です。
- 風の影響: 風は体内の「気」を乱し、外から侵入する邪気を引き寄せるとされています。台風のような強風は、身体に「風邪(ふうじゃ)」という邪気を引き入れる原因となり、肩こりや頭痛、関節の痛み、アレルギー症状などを引き起こす可能性があります。
- 湿気の影響: 台風に伴う高湿度は、体内の「湿」のバランスを崩す原因となり、むくみや消化不良、体のだるさ、関節の痛みを引き起こすことがあります。
- 熱の影響: 台風前後に温暖な気候が続くと、体内の「熱」が過剰になり、イライラや不安、発汗などの症状が現れることがあります。
🌿 アーユルヴェーダの視点
- アーユルヴェーダでは、自然界と人体が密接に関係していると考え、体調不良や病気はこの自然界の変化によって引き起こされる「ドーシャ(体質)」の乱れによるものと見なします。台風が引き起こす影響としては、特に「空元素(アーカーシャ)」と「風元素(ヴァーユ)」の作用が強調されます。
🍃 空元素(アーカーシャ)
空元素は、アーユルヴェーダにおける5つの基本的な元素のうちの1つで、「無形」「広がり」「空間」を象徴しています。
① 空の性質と特徴💠
- 特性: 空は「広がる」「軽い」「冷たい」「動きが少ない」などの性質を持っています。空はすべてのものを包み込む力を持ち、物理的には空間や隙間、無音などを象徴します。
② 台風と空元素🌀
- 台風が発生する際、強風や急激な気圧の変化に伴って「空元素」が過剰になるとされます。アーユルヴェーダでは、空元素が体内で過剰になると、身体の冷えや乾燥、不安、呼吸器系の不調を引き起こすとされます。
③ 空の調整法🌿
- アーユルヴェーダでは空元素を穏やかに調整するために、温かい食べ物やハーブ、リラックスできる環境が推奨されることが多いです。
④ 空の浄化作用🌌
- アーユルヴェーダでは、空の元素には「浄化」の作用もあると考えられています。
- 台風のような自然現象は、この空の浄化作用が強く働くとされ、古いエネルギーや滞った気が一掃されるプロセスと見ることができます。
- この浄化作用によって、過剰な「滞り」や「汚れ」が排除され、身体と精神がリセットされるとも言われています。ただし、この浄化作用には適応するために心身の準備が必要です。
⑤空元素の浄化作用を活用する🔦
- アーユルヴェーダでは、空元素(アーカーシャ)は「浄化」や「解放」の性質を持っているとされています。これは、物質的なものや精神的なものにおいて、停滞したエネルギーや不純物を浄化し、すっきりとした状態に導く働きがあります。この浄化作用は、しばしば「風」や「空気」の流れを通じて行われるとも言われます。
- 強風に身体をさらすことで、この空元素の浄化作用を感じることができると考えられます。具体的には、強風が身体の周囲にある停滞したエネルギーや過剰な熱、湿気などを払拭し、心身をリセットするような作用を促すことがあります。これにより、以下のような効果が期待できます。
- 精神的な浄化: 強風による空気の流れは、頭の中のもやもやや、精神的な滞りを解消し、心をクリアにする手助けをすることがあります。風がもたらす「軽やかさ」は、ネガティブな感情や不安、重苦しい思考を吹き飛ばし、精神的な解放感を感じさせることがあります。
- エネルギーのリセット: 身体の周囲に滞ったエネルギーや、体内に溜まった不必要なものが強風に吹き飛ばされることで、身体がリフレッシュされる感覚が得られることがあります。
⑥ 強風に身体をさらすことが心身の浄化を促すか?👀
👉 強風に身をさらすことの注意すべき点
- 強風に身をさらすことがすべての人にとって有益かどうかは、個々の体調や体質によって異なります。アーユルヴェーダでは、各人の「ドーシャ(体質)」のバランスが重要視されるため、体質や状況に応じて適切な方法を選ぶことが大切です。
👉 体質による影響:
- ヴァータ体質: ヴァータは風の元素を象徴しており、空や風が過剰になると、精神的にも身体的にも不安定になりやすいです。ヴァータ体質の人は、強風にさらされると、逆に過剰な乾燥や不安感を引き起こすことがあるため、慎重に行動するべきです。
- ピッタ体質: ピッタは熱を持つ元素であり、過剰な熱や湿気を冷ますために、風の浄化作用を活用することが有効です。強風を浴びることで、ピッタ体質の人はリフレッシュし、浄化されることがあるでしょう。
- カパ体質: カパは水や土の元素を象徴し、冷たさや重さを感じやすい体質です。カパ体質の人は、強風によって体内の重さや滞りを解消することができるかもしれませんが、風が冷たすぎたり強すぎると、体が冷えてしまう可能性もあります。
👉 季節や環境の影響
- 強風にさらされることが有益なのは、特に乾燥した季節や、湿気が多い環境から抜け出したいときです。しかし、寒冷な強風や湿気の多い風の場合は、逆に身体が冷えたり、体調を崩したりすることも考えられます。アーユルヴェーダでは、冷たい風や湿気の多い風を浴びることは、身体を冷やす原因になるため、特に寒さを感じやすい体質の人は避けたほうが良いです。
蓼科山 爆風
⑦空元素(アーカーシャ)浄化作用の実践的なアドバイス ❂
- 温かさを保つ: 強風を浴びる場合でも、寒さが強い季節には身体を温かく保つ工夫をすることが大切です。薄着ではなく、適切な服装で風を受けるようにしましょう。
- 短時間で: 強風を浴びる時間は長時間ではなく、短時間で済ませると良いでしょう。特に、風が強すぎる場合は、少しの時間を目安にしてリフレッシュする程度にとどめます。
- 精神的にリラックス: 風を浴びるときは、心を落ち着けて深呼吸をし、風を受け入れるような意識でいると、より浄化作用を感じやすくなります。過剰に体力を使わないようにし、リラックスした状態で風を感じましょう。
⑧結論
強風に身体をさらすことで空元素の浄化作用を受けることは、心身のリフレッシュや浄化に繋がる可能性がありますが、体質や環境によって影響は異なります。アーユルヴェーダの視点からは、風の浄化作用を意識的に活用することは有益ですが、体質や風の強さに応じて注意深く行うことが重要です。
✨ まとめ
- 西洋医学は、台風の気圧や湿度、温度の変化が直接的に身体に影響を与えると考えます。
- 東洋医学では、風、湿気、熱などの気象の影響が「気」や「陰陽」に関係し、体調不良を引き起こすと見なします。
- アーユルヴェーダでは、台風による空元素(アーカーシャ)の過剰が、身体の冷えや乾燥、不安、呼吸器系の不調を引き起こすとされ、空の浄化作用により、滞ったエネルギーが解消されると考えます。
asa Health Information 2025. 10月号 ② 大腿骨頸部骨折と遠隔治療
先週の早朝、当日に治療予約が入っていた患者さんから連絡が入り、転倒して歩くことが出来なくなったのですがどうしたらよいですか?
との事だったので、骨折も疑われるため整形でレントゲンを撮ることを勧めた結果、大腿骨頸部骨折が判明し、即、入院、今週には手術が決まりました。
ご本人からその結果の連絡を受けた際、痛くて全く歩行もできない状態なので骨折の遠隔治療をお願いしますという事なので、右大腿骨頸部骨折の遠隔治療を行ったところ、この日をピークに不思議なくらいに痛みが無くなり自身でも驚いていますとのメールが翌日に入り、病院でも看護師から、術前にこの程度の痛みの患者さんはいないですよ、皆もっと痛がり全く動くことはできないですよ、といわれて、術前にも関わらず介助者つきでトイレも自力歩行で行けるとの経過連絡が来ました。
😖 大腿骨頸部骨折
大腿骨頸部骨折とは、太ももの骨(大腿骨)の上端にある「大腿骨頸部」という部分が折れる骨折です。
この部位は、股関節(こかんせつ)のすぐ下に位置し、骨盤と大腿骨をつなぐ重要な部分で、 骨頭(こっとう=球状部分)に近い骨折で、関節の内側で起こるため血流が途絶えやすく、「骨頭壊死(こっとうえし)」のリスクがあります。
📍 骨の位置関係
股関節まわりの骨構造は下のようになっています
👇
骨盤
│
(股関節)←大腿骨頭(だいたいこつとう)
│
【大腿骨頸部】←骨折しやすい部分
│
大腿骨(太ももの骨)
👵 高齢者に多い大腿骨頸部骨折
加齢により骨がもろくなる(骨粗しょう症)
転倒で尻や横を打つことで骨折
特に女性高齢者に多い(閉経後のホルモン変化)
⚕️主な症状
股関節や太もも付け根の強い痛み
立てない、歩けない
足が外にねじれて短く見える(外旋変形)
🏥 治療法
骨折の場所やずれの程度によって異なります。
① 骨折部のズレが少ない場合
→ 骨接合術
金属のピンやスクリューで固定して自然に癒合を待つ。
② ズレが大きい・骨頭壊死のリスクが高い場合
→ 人工骨頭置換術
壊れた骨頭を取り除き、金属や樹脂の人工骨頭を入れる。
🩹 術後のリハビリ
手術翌日から起き上がり・立つ練習
徐々に歩行訓練(杖・歩行器使用)
再発防止のため、転倒予防・筋力トレーニング
✪ 遠隔治療
当院では来院し直接施術される患者さんの他、毎日、依頼された15名の遠隔治療、5軒の土地家屋の浄化の遠隔を行っています。
遠隔治療は、物理的に離れた場所にいる患者に対して行われる治療法で、主にエネルギーや意識を用いて行われます。この治療法は、伝統的な医療とは異なり、身体的な接触を必要としないため、さまざまな理論や原理が考えられます。
1. 遠隔治療の基本概念
• エネルギーの伝達: 遠隔治療は、治療者が意識やエネルギーを使って、患者に影響を与えることを目的としています。治療者は、特定の技術や方法を用いて、患者のエネルギーフィールドに働きかけます。
2. 量子もつれと量子的な解釈
• 量子もつれ: 量子物理学において、量子もつれは、2つの粒子が互いに強く結びついている状態を指します。この状態では、1つの粒子の状態が変わると、もう1つの粒子の状態も瞬時に変わることがあります。この原理が、遠隔治療におけるエネルギーの伝達に関連していると考えられることがあります。
👉 量子もつれ(エンタングルメント)
離れた粒子同士が瞬時に相関を示す現象は実証されています。通信や量子暗号に応用中です。
• 量子的な解釈: 意識やエネルギーが量子的なプロセスに基づいている可能性があると考えています。これにより、意識の働きが物理的な現象に影響を与えることができるとされます。
以上のような量子の原則を踏まえ、以下の遠隔治療プロセスにより改善、治癒が働くと推測します。
(現科学的実証レベルで遠隔治療の全解明はできないので、実際に毎日遠隔治療を行っている自身の私感的な仮説を含みます。)
コヒーレンスの高い術者(身心の高い調和、安定を持つ者)が、
⏬
OOさん(生年月日、氏名などでクライアントを特定)、治癒や癒やしたい具体的な病気、怪我、患部(遠隔治療の目的)をクライアントが術者に依頼し、
⏬
遠隔治療を行う術者が、クライアントから依頼された疾患など(目的)を治癒、癒やす意識(観測行為)で、様々な方法による遠隔治療を実施、
⏬
術者のエネルギーフィールドにクライアントを同期させる(クライアントの波動を引き上げる)= 量子もつれ(エンタングルメント)
⏬
ゼロポイントフィールドで励起が起こる(情報場から癒やしのエネルギーが引き出される)
⏬
現象世界でクライアントの癒やし、治癒が発現する
3. スピリチュアルな要因
• 意識の力: スピリチュアルな観点からは、意識がエネルギーを変化させる力を持っていると考えられています。治療者が患者のために意識を集中させることで、エネルギーが調整され、治癒が促進されるとされます。
• 共鳴と調和: 遠隔治療では、治療者と患者のエネルギーが共鳴し、調和することが重要です。この共鳴によって、治療効果が高まると考えられています。
🩻 まとめ
「術者の意識が高いコヒーレンス状態」=「心身が統合され整っている」
「クライアントとの同期」=「共感・共鳴・信頼関係」
「ゼロ磁場を励起する」=「潜在的な自己治癒力が活性化される」
科学的実証レベル:現代の量子物理学とはまだ直接つながっていない。(未知)
象徴・仮説的レベル:量子の概念を比喩として使うことで、遠隔治療の体験を説明する一つのモデルとして整合性がある。
臨床的観点:術者とクライアントの「意識・共鳴・安心感」が心身に影響を与える可能性は心理生理学的に支持されつつある。