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真実を観る眼力 101 肉体とは、 波動とは、 体現とは、 存在とは ③
【真実を観る眼力 100 のポイント】
人とはゼロ(未分化)にとどまり、揺れを聴き、必要な現象だけを生むことができる生命体です。
- 過去の経験
- 習慣
- 不安や欲求
- 他者評価への反応
『人とはゼロ(未分化)にとどまり、揺れを聴き、必要な現象だけを生むことができる生命体』とは?
流れを段階で整理します。
① ゼロにとどまる
ここではまだ何もしていません。
- 判断しない
- 意味づけしない
- 選択しない
👉 未分化のまま、感受性だけが開いている状態
※ この時点では
「私が観測する」という主体感も薄い
② この時、揺れはすでに起きている
重要なポイントです。
揺れ(励起)は
- 外界
- 身体
- 場
- 関係性
の中で常に発生しています。
👉 ゼロポイントでは
無数の励起(揺れ)が常に起きています。
③ 揺れを「聴く」とは何か
「聴く」とは、
波動が立ち上がった瞬間=「励起(レイキ)した瞬間」
“今ここで通るべき(選択すべき)励起(揺れ)”を、
"知覚に触れる瞬間”に気づく(感知する)ことです。
これが、聴く=受信(知覚)です。
身体がゼロに留まることで、
“今ここで通るべき励起(揺れ)だけが知覚に届く”
- 防御モード
- 予測モード
- 緊張モード
必要/不要は最初から分かれていません。
意味も、目的も、未付与
波動は同時多発におきています。
ゼロポイントフィールドで
「自分にとって必要なものが起きる(励起する)」のではなく、
身体が透明(清明でクリア)になることで、
自然に“通過したものだけが現象化”します。
つまり、
ゼロポイントの無数の揺れ(励起)の中から
自らと共鳴する波動を感知し(感じ取り)、
それが身体を通過して
現象化する
ということです。
⑤ この時、身体は何をしているのか?
必要なことだけを生むことができる身体は
✔ 選んでいない
✔ 判断していない
✔ 探していない
✔ 取りに行っていない
ただ、
- 緊張がなく
- 先回りがなく
- 意味づけがなく
👉 共鳴可能な状態にある
このとき、
共鳴した波動(励起)だけが
形を持ち
言葉・行為・現象になる
のです。
必要なものが分化(現象化)するのではなく、
分化してもよいもの(共鳴しているもの)だけが、
自然に“残る”
です。
✅ 流れを超シンプルに
🌌 未分化(無数の揺れ)
↓
🏃♂️ ゼロにとどまる身体(遮らない・操作しない)=干渉を止める
↓
✨ 共鳴した揺れだけが知覚に触れる👉 「あ、今これだ」と分かる
↓
🌏 分化(言葉・行為・出来事)👉 「必要な現象だけが形を持つ」
ゼロ/未分化/間に身体が留まると、
無数の揺れの中から、
「今ここで“通過可能な(通るべき)波動(励起)だけが自然に知覚に届く”
そして感覚が立ち上がり
自然に分化(現象化)していく
流れです。
ゼロに留まれる身体(間を保っている状態)は、
今ここで“通過可能な(通るべき)波動を
知覚できる身体であり、
<この図が伝えている核心>
- 身体
- 間
- ゼロにとどまる力
何も決めていない「静かな位置」があり、
そこでは、まだ行動も言葉もありません。
そこから、わずかな揺れとして
「気配」や「予感」が生まれ、
それを知覚すると、
それが形になり、
動きや言葉として現れます。
それが上手な人(感じられる人)ほど、
いきなり動かず、
静かな位置を通ってから動きます。
そして、
揺れ(励起)は自ら起こすものではありません。
揺れは、
通ることを許したときに(自らと共鳴したとき)
現れるものです。
そして共鳴したものが立ち上がり、
形(分化)となります。
このプロセスを経て初めて、
私たちは
反復ではなく、
創造として生き始めます。
創造とは、
ゼロから無理に何かを生み出すことではありません。
創造とは、
ゼロに留まり、
通るべき揺れを通し、
必要な現象だけを分化(現象化)させることです。
真実を観る眼力 100 肉体とは、 波動とは、 体現とは、 存在とは ②
未分化を層でくくると波動の層、分化は物質の層ということになります。
人は本来この波動の層と物質の層を行き来しながら、物質世界で調和を図り、進化していく生命体とも言えます。
未分化の状態とは、量子的な表現でいうと、ゼロポジションにある状態といえます。
ゼロポジションとは、量子場の最も静かな状態で、そこにはすべての可能性(波動的な情報)が静かに存在しているゼロポイント・フィールド(純粋な情報の場)があります。まだ「物質化」も「現象化」もしていない、無限の源で、意識や直観がアクセスする「源」だとも考えられる場です。
ゼロポイントフィールド(場)は、外部からエネルギー(意識・観測行為)が与えられることで、「揺らぎ」や「振動」の状態となる励起「レイキ」が起こります。
例えるなら、静かな水面に石を投げ込んだ時に波紋が広がるようなイメージ、するとゼロポイントフィールド(場)のエネルギー状態が変化します。
多くの人のほとんどの行為は、このゼロポイントフィールドから、つまり、間(未分化)から滲み出た行為ではなく、エゴ由来(場)から作り出された、過去の経験や恐れから生まれた反復にすぎません。
このため作り出される現象は、ゼロポイントフィールドから励起された(立ち上がった)創造ではなく、すでに分化(物質化)した、エゴという閉じた場でのループの反復から作り出されたものに過ぎないので、創造された現象ではなくなり、既に出来上がっている現実(分化)を往き来している(反復している)に過ぎないということになります!
本来の人の行為、行動の在り方は、未分化「波動」に触れながら、分化した世界「物質世界」で調和を実現させることです。
つまり、ゼロポイントフィールドで励起(波動に触れ)させながら、分化させて行く(物質世界におろす)プロセスの在り方です。
*ゼロポイントフィールド(未分化)からの現象の創造とは、観測者が観測行為(意識、気づき、直感など)により、ゼロポイントフィールドで励起(波動の揺れ)が起こり、観測者が選択した情報が現象世界に投影されて現象が創造されていく。
ゼロポイントフィールド(未分化)由来から滲みでる生き方とは、
反復ではなく、創造しながら生きるための、意識、心、身体、の扱いかた、体現方法とは何なのでしょう?
1.人はなぜ創造できなくなったのか
✅ ゼロポイントフィールドとエゴ由来の生き方の分岐点
① 人間とはどのような生命体か?
人間は本来、
未分化(波動・可能性の層)
分化(物質・現象の層)
この二つを行き来できる生命体です。
言い換えると人間とは、
見えない可能性の海(未分化)から
何かを受け取り
現実の世界(分化)に
調和ある形として表現する存在
とも言えます。
芸道・武道・祈り・創作行為の奥には、
すべてこの構造があります。
② 未分化と分化を層として整理する
ここで一度、世界を層構造として整理します。
🌌 『未分化の層(波動の層)』
- まだ形になっていない
- 正解も不正解もない
- 情報が可能性として漂っている
- 身体では「間」「空白」「静けさ」として感じられる
未分化の状態とは?
何かが起きる前の“偏りのない位置(ゼロポジション)に、
身体ごと在っている状態”です。
🔵 分かりやすいたとえ:静かな水面
未分化・ゼロポジションの場では、
✔ 風がない
✔ 水面は静か
でも、水そのものは存在している
👉 これが
未分化/ゼロポジション
⬇
感覚が立ち上がる(波動を感じる)と、
✔ そよ風が吹く
✔ 水面に揺れが出る
👉 これが
波動として感じられる状態
🌏 分化の層(物質・現象の層)
✔ 形・出来事・行為・結果
✔ 言葉・思考・評価が生じる
✔ 社会・役割・過去の経験が働く
現象が立ち上がる(分化)
✔ 揺れが大きくなる
✔ 波が形として見える
👉 これが
現象・行為・言葉・動作
人は本来、
未分化(波動)に触れ → 分化(物質化)させ → また未分化に戻る
という循環の中で生きています。
③ 二つの現実創出の流れ(図式化)
✅ この図が伝えたい核心
人間は本来、
未分化(波動)と分化(物質)を往復しながら、
現象世界に調和をもたらす存在です。
しかし、間に留まれず、
常にエゴ由来のループで生きると(B)、
人生は「反復」になります。
未分化に触れながら生きるとき(A)、
行為は創造へと変わる。
この図は、その分岐点を可視化したものです。
🟦【A】ゼロポイントフィールド由来の流れ(未分化・間からの創造の流れ)
青で示されているのは、未分化の場(ゼロポイント・フィールド)から始まる流れです。
「ゼロポイントフィールド(未分化・間)」では、
まだ何も起きていない。
でも、すべての可能性が含まれている
ここでは、まだ意味も形も決まっていない判断や評価が入る前の「間」があります。
身体と意識が静かに開いている状態(間にとどまる)において、
⬇
外部からエネルギー(観測行為・意識)が与えられることで、
⬇
エネルギー場(ゼロポイントフィールド)が「揺らぎ」や「振動」の状態になり
⬇
そこから波動が励起され(波動が立ち上がり)、
「励起(波動が立ち上がる)=波動(感覚の立ち上がり)」
⬇
現象が分化(物質化)していきます。
行為として現れる「調和ある行為・現象が自然に現れる」
- 現象(分化)
- 動く
- 話す
- 判断する
これがゼロポイントフィールド由来の創造です。(間から滲み出る行為)
この流れの特徴は、
✔ 行為に無理がない
✔ 結果に執着しない
✔ その場に合った創造が起こる
✔ 同じことの反復にならない
という点にあります。
これは 創造としての行為、生きた応答 と言えます。
【B】🟥 エゴ由来(分化情報の反復)
赤で示されているのは、すでに分化された情報の内部で完結する流れです。
ここでは、
- 過去の記憶・恐れ・成功体験
- エゴ(自己防衛・承認欲求)、自己像(私はこういう人間だ)
- 評価・意味付け・正解探し、思考による判断・操作
といった情報が起点となり、
⬇
既知の行為を選択
⬇
似た現象・似た結果が循環・反復され
⬇
現象が立ち上がります。
⬇
未分化(ゼロポイントフィールド)への回路は閉じたまま
この流れの特徴は、
✔ 新しさがない
✔ 反応が速く、決めつけが早い
✔ 行為が自己防衛や再確認になる
✔間がなく、 常に頭(思考)が先行
という点です。
これは 創造ではなく、反復としての行為 です。
<二つの流れの決定的な違い>
| ゼロポイントフィールド由来 | エゴ由来 | |
| 観点 | ゼロポイント由来 | エゴ由来 |
| 起点 | 未分化・間 | 分化済み情報 |
| 身体感覚 | 開いている・軽い | 固い・急ぐ |
| 行為 | 滲み出る | 作為的 |
| 現象 | 生成・創造 | 再生・反復 |
④ なぜ多くの人は創造できないのか
理由は「間」にとどまれないから!
- 急いで答えを出す
- 正解を当てにいく
- 良い人であろうとする
- 失敗を避けようとする
これらはすべて
未分化に触れる前に、
分化を起こしてしまう行為です。
その結果、
ゼロポイントフィールドからの励起は起きず
エゴ由来の情報だけがループし、
現実は「少し違う同じこと」の繰り返しになります。
2.「間にとどまる」・「未分化にとどまる」身体とは何か
間とは、
何もしないことではありません。
身体的には、
- 動こうとする前の一拍
- 言葉が出る直前の沈黙
- 判断が立ち上がる前の余白
この「前」に身体ごと留まることです。
「未分化にとどまる」身体とは、
- 境界がやや曖昧
- 重さが均等に広がる
- 呼吸が勝手に深くなる
- 「私がやっている」感覚が薄い
こうした状態です。
3.創造とは「足す」ことではない
創造とは、
ゼロポイント・未分化経由で立ち上がる現象です。
何かを加えることではなく
本来あった流れを
邪魔しないことです。
だから、
努力感が少なく
行為が静かで
結果が自然
になります。
4. 創造しながら生きる(ゼロポイント・未分化経由)ための体現法
✅ 意識・心・身体の扱い方
✨ 『意識』
- 決めない
- 急がない
- 分からなさを許す
💙 『心』
- 良くなろうとしない
- 正しくあろうとしない
- 何かを証明しようとしない
🏃♂️ 『身体(最重要)』
「ゼロポイント・未分化経由で生きる」とは、
身体を使って“何かを起こそうとしない状態に留まり、
自然に起きてくる最初の動きを受け取る”体現です。
- 姿勢を直そうとしない
- 呼吸を深くしようとしない
- 感情を変えようとしない
- 背筋を伸ばさない
- 左右差を修正しない
- 心を落ち着かせようとしない
- 呼吸が自然に深くなる
- 重心が勝手に下がる
- 体がわずかに揺れる
- 足裏が広がる
- 無理がなく、
- ズレが少なく、
- 後悔が残らない
- 操作しない
- 整えない
- 起きるのを待つ
大切なのは、
💡身体が先、意味は後
という順序です。
5. まとめ
- 未分化 = ゼロポジション(比喩として)
- 波動 = ゼロから最初に現れる揺れ
- 現象 = 揺れが形を持ったもの
未分化(ゼロ) → 波動(揺れ) → 現象(必要なものだけが分化)
この順が守られると、無理がありません。
本来
人間とは、
ゼロに留まり、
揺れを聴き、
必要な現象だけを生むことができる生命体
です。
この「順序を保てる身体」こそが、
人間の身体性の深さであり、
存在意義だと私は思います。
人間は、
未分化(可能性)と
分化(現実)をつなぎ
この世界に調和を生み出す
ことのできる生命体です。
そして進化とは、
能力を増やすことではなく、
未分化に触れ続けられる身体と意識を
保つこと、保つ努力をすること、なのかもしれません。
真実を観る眼力 99 肉体とは、 波動とは、 体現とは、 存在とは ①
1. 肉体とは何からできているのか?
(見えるレベル)
骨・筋肉・内臓・血液・水分
これは誰でも知ってる「身体」です。
(もう一段奥)
細胞(約37兆個)
それぞれが呼吸し、入れ替わり、生きている。
👉 ここで大事なのは
身体は「固定した物体」ではなく、常に流れ続けている存在
という点です。
2. 肉体を構成する「物質・素粒子・波動」とは?
- 分子(タンパク質・脂質・水など)
- 原子
- 素粒子(電子・クォークなど)
- 電磁波
- 量子の確率波(波動関数)
- 振動・周波数
① 物質の層
- 触れる
- 重さがある
- 形がある
② 素粒子の層
- 目には見えない
- 位置が曖昧
- 常に動いている
③ 波動の層
- 揺れ
- リズム
- 関係性(呼吸・拍動・間)
👉 ポイントはこれです。
① ② ③ これらは別々のものではない。
同じ身体を、違う距離から見ているだけです。
3. 波動を「感じられる身体」とは何か?
特別な能力ではありません。
(日常で起きている例)
- 深呼吸したとき、身体が広がる
- 静かに立つと、揺れを感じる
- 緊張が抜けると、境界が薄くなる
これはすべて、
身体を「操作」せず、起きていることを邪魔していない状態です。➡ ③ 波動の層が現れている状態
✅ 波動を感じられる身体とは
- 感じようとしない
- コントロールしない
- 評価しない
👉 そうすると、
もともとあった揺れや流れが“前に出てくる”=波動の層が出て感じる
4. 芸道・武道の「型の奥」で起きていること
波動の層が現れている状態
(分かりやすい例)
- 型の表
- 手の位置
- 足の運び
- 姿勢
- 型の奥
✔ 力を入れていないのに崩れない
✔ 相手より先に反応しない
✔「やっている感」が消える
剣道で言えば、
✔ 打とうとした瞬間、負ける
✔ 打たずに場にいると、打てる
茶道で言えば、
✔ 動作をきれいにしようとすると乱れる
✔ 呼吸と間にいると、美しくなる
👉 これはすべて
未分化(波動)に留まり、必要な瞬間だけ分化(物質化)する=間から滲み出る行為
という身体の使い方です。
5.身体における分化と未分化とは何か?
① 分化と未分化の違い
分化とは:「決めて、分けて、動く身体」=(物質の層での身体)
未分化とは:「まだ決めず、全体のまま在る身体」です。=(波動の層での身体)
② 分化した身体とは、どんな状態?
誰もが日常で経験しています。
(分化しているときの身体)物質の層の身体
- ここに力を入れる
- これをやろうとする
- 正解・不正解を先に決める
- 自分が操作している感じが強い
(具体例)
✔ 重い荷物を持ち上げるとき
✔ 早く答えなきゃと焦るとき
✔ 人にどう見られているか気にするとき
このとき身体は、
部分ごとに切り分けられ、
目的に向かって使われている
状態です。
👉 分化は悪ではありません。
生活には不可欠です。
③ 未分化の身体とは、どんな状態?
こちらも、誰もが経験しています。
(未分化の身体)波動の層の身体
- 力を入れていない
- 何かをしようとしていない
- でも、ぼんやりしていない
- 全体がひとつにまとまっている感じ
(具体例)
✔ 景色を見て、言葉が止まる瞬間
✔ 深いため息のあと
✔ 熟練者の立ち姿
✔ 赤ちゃんを抱いているとき
このとき身体は、
部分になる前の「ひとまとまり」
として在ります。
④ いちばん分かりやすいたとえ
(楽団のたとえ)
<分化> 物質レベル
→ 各楽器が「自分の音」を主張している状態
<未分化> 波動レベル
→ 指揮者も楽器も溶け、
音楽そのものが鳴っている状態
音は出ていますが、
「誰が鳴らしているか」が消えています。
⑤ 分化と未分化の境界はどこにある?
分化と未分化は、切り替わります。
👉 境界はここ
「やろう」「判断しよう」と
意図が立ち上がる直前
波動の層 ➡ 素粒子の層 ➡ 物質の層
(例え)
✔ 立ち上がる前の一瞬
✔ 言葉を返す前の一呼吸
✔ 打つ前の間
ここに留まれる身体が、
芸道や武道でいう「間」を持ちます。
⑥ 未分化(波動の層)=何もしない、ではない
💡ここがとても大切
(よくある誤解)
✔ 脱力
✔ ぼーっとする
✔ 何も考えない
実際は
- 全体が整っている
- 反応できる余白がある
- 必要ならすぐ動ける
止まっているのではなく、開いている。
⑦ なぜ未分化(波動の層)が大切なのか?
分化だけで生きると、(素粒子の層・物質の層)
✔ 焦る
✔ 固まる
✔ 対立する
✔ 外しやすい
未分化に戻れると、(波動の層)
- 判断が遅れるが、外さない
- 力を使わずに済む
- 相手とぶつからない
つまり、
未分化(波動)は、分化(素粒子・物質)を正確にするための土台
です。
人間の身体には
「使うモード」(素粒子・物質レベル)と、
「開くモード」(波動レベル)があります。
『使うときが分化』、
『開いているときが未分化』
ずっと使い続けると壊れる。
開いたところから使うと、無理がない。= 間から滲み出る行為
分化(物質)と未分化(波動)は、
上下でも
善悪でも
どちらか一方でもない
行き来できることが、人間らしさです。
6.「波動が高い」とは?
誤解を外します。
✅ 高い = 上・派手・特別
ではありません。
👉 高いとは(未分化が優勢にある状態)
- 引っかかりがない
- 粗さがない
- 静かで均一
全体として感じられる(波動の層)
🏃♂️ 身体で言えば
- 力んでいない
- 崩れない
- 反応が遅いが、遅れない
✨ 意識で言えば
- 自分を守る癖が薄い
- 他人を操作しない
- 状況がよく見える
👉 未分化に近いほど、波動は「細かく・澄む」
これを「高い」と表現しているだけです。
7. ここから言える「人間とはどんな生命体か」?
💡 ここが一番大切です。
人間とは
分化(物質)と未分化(波動)を行き来できる生命体
です。
✔ 石は分化できない(自分の意志で行動できない)
✔ 動物は分化が速い(自分ですばやく行動する)
人間は
👉 留まれる
👉 選べる
👉 戻れる
この「戻れる」という能力(波動の層に留まる)が、
- 良心
- 反省
- 芸
- 祈り
- 美
を生みます。
8. 人間の身体的な在り方から見える「存在意義」
人間の存在意義は、
未分化(波動)に触れながら
分化した世界(物質世界)で
調和を実現すること
言い換えると、
✔ 反射的に生きない
✔ 分断しきらない
✔ 力で解決しない
✔ 間を保つ
そのために、
人間には「肉体」が与えられている。
考えるためではなく、
体現するために。
asa Health Information 2026.1月号 ③ 姿勢戦略による『間』の体現
立っているときに突然後方から押された場合、立っている姿勢を保持するために様々な調整機能が働き、立位を保持しようとする防御反応が働きます。
立っているときの姿勢を保つしくみで大事な考え方は、「重心(体の重さの中心)を足で支える範囲(支持基底)」の上に保つことです。
バランスを崩しそうになると、体は重心をこの範囲の上に戻すために、
足関節(くるぶし)戦略、
股関節(腰)戦略、
踏み出し(ステップ)戦略、
という3つの方法(戦略)を使い姿勢を維持しようとします。
1. 足関節(くるぶし)戦略
• どうするか:
足首を使って体全体を前後にゆっくり傾けます。体は一枚の板のようにまっすぐ保ったまま、くるぶしを支点にして揺れるイメージです。
• 簡単な例え:
「まっすぐな板が足首で前後に揺れる」感じ。
• いつ使うか:
ゆっくりで小さな揺れや、足元がしっかりしているとき(広めに立っている、床が固いなど)。例えば、バスが少し揺れたときなど。
• 見た目の特徴:
足首のところで前後に揺れが出て、膝や腰はあまり曲がらない。
2. 股関節(こし)戦略
• どうするか:
腰(股関節)を曲げて上半身を前後に動かし、重心を移動させます。上と下の体を別々に動かす感じで、上体がぐっと動きます。
• 簡単な例え:
「胴体を折り曲げてバランスをとる」感じ。
• いつ使うか:
揺れが速かったり比較的大きいとき、足関節だけでは間に合わないとき。柔らかい地面や狭い立ち方のときにも使われやすいです。
• 見た目の特徴:
腰から大きく折れるように前かがみや後ろ反りになり、上体の動きが大きい。
3. 踏み出し(ステップ)戦略
• どうするか:
バランスが大きく崩れて支持基底(両足で支えている範囲)だけでは戻せないと判断したら、一歩踏み出して足の位置を変え、支持基底を広げます。新しい足の位置で重心を安全に支えます。
• 簡単な例え:
「転びそうになったときに咄嗟に一歩出す」感じ。
• いつ使うか:
倒れそうになるほど大きな乱れが起きたとき。例えば、誰かに強く押されたときや足元が急に滑ったとき。
• 見た目の特徴:
すばやく前や後ろ、横に一歩(または何歩か)踏み出す。
4.戦略の使い方まとめ(覚え方)
小さくてゆっくり → 足首で調整。[足関節(くるぶし)戦略]
速くてやや大きい → 腰で調整。[股関節(こし)戦略]
とても大きくて収まらない → 足を動かして踏み出す。[踏み出し(ステップ)戦略]
「立位姿勢を維持」するためのそれぞれの戦略は、重心が支持基底面から外れる、または、外れかけたら、「重心を戻す」ための戦略であり、
この戦略は、『反射』で反応する、または、『間』を保つために、間から外れる、または、外れかけたら、「静止した中心に戻す」事との間に、密接な関係性があります。
✅「足関節戦略」・「股関節戦略」・「踏み出し戦略」は、単なる姿勢制御の分類ではない
👉 反応で動くか、間を保って動くか
👉 意識の軸がどこにあるか
を、そのまま身体で表しています。
1. 3つの姿勢戦略を「意識の状態」と対応させる
① 足関節戦略=(小さな揺れへの反応)
| 身体 | 意識 |
| 足首で揺れを止める | 反射的 |
| 上体は固まりやすい | 判断が早い、浅い |
|
👉足関節戦略=「反応で動く」状態 日常では驚いてビクッとする、すぐ言い返す、焦るときの身体です。 |
|
② 股関節戦略=(大きな揺れへの対応)
| 身体 | 意識 |
| 腰が主導 | 少し余裕がある |
| 上下が分離し始める | 目的意識が生まれる |
|
👉股関節戦略=「制御しようとする意識」 ただし「やろう」とする 間は生まれかけていますが、まだ操作です。 |
|
③ 踏み出し戦略=(転倒を避けるための移動)
| 身体 | 意識 |
| 支持基底面を更新 | 状況全体を感じ取る |
| 動いて安定を取り直す | 判断が遅く、深い 先を読んでいる |
|
👉踏み出し戦略=「間を含んだ動き」 ここで初めて反応ではなく、選択になります。 |
|
2. 「間」とは、どこで生まれるのか?
💡重要
間は、筋肉や関節にあるのではありません。
👉 「戦略を切り替えられる余白」
これが間です。
- 足関節だけで止めようとしない
- 股関節だけで耐えようとしない
- 必要なら踏み出せる
この選択可能性がある状態。
3.意識の軸と姿勢戦略の関係
🟥 意識の軸が「上」にあるとき
✔ 足関節戦略に偏る
✔ 反射的
✔ すぐ止めようとする
🟩 意識の軸が「丹田」にあるとき
✔ 股関節戦略が自然
✔ 上下が分離
✔ 動きに余裕が出る
🟦 意識の軸が「全身・空間」にあるとき
✔ 踏み出し戦略が自由に使える
✔ 環境と調和
✔ 間が最大化する
4. なぜ「踏み出し戦略」が最も『間』に近いのか?
踏み出し戦略は、
- 揺れを止めていない
- 受け流している
- 場を更新している
これはまさに
起きた出来事を否定せず、
場を変えて応答する=柔軟に対応
という意識の在り方と同じです。
5. 日常での体感的まとめ
立っているときに、
- 揺れた瞬間、止めようとしたら → 反応
- 揺れを感じて腰が動いたら → 制御
- 揺れを感じて一歩出られたら → 間
⬇
この対応関係はそのまま
例えば(間から滲み出る行為としての)
✔ 会話=相手の最後の言葉が出るまで待ち、最初の言葉を話す
✔ 判断=反射的に判断しないで、間(余白)を入れると深く、先が読める
✔ 対人関係=相手に反応せず、相手を尊重したまま、自分と相手の境界が静かに保たれているので(反応の間の余白)、近くに居ても絡まれない、関わっても乱れない、間(余白)のある関係が保たれる
などにも現れます。
6.踏み出せる身体に戻す3分ワーク
✅ 目的
揺れても止めず、自然に一歩が出る状態を思い出す
① 1分|足裏を「広げて置く」
<やり方>
- 靴を脱ぐ(可能なら)
- 足を腰幅
- 踵・母趾球・小趾球を床に置くだけ
- 体重を乗せようとしない
- 意識
✔ 踏まない
✔ 押さない
ただ「触れている」
- 変化サイン
✔ 足裏が温かくなる
✔ 足指が自然に広がる
👉 支持基底面が“感じられる”
② 1分|前に倒れ続ける
<やり方>
- 膝を軽く緩める
- 背中を丸めず、股関節から前傾
- 「倒れるのを止めない」
- 倒れそうになったら
👉 足が勝手に半歩出るのを許す
※ 出なければ出なくてOK、出そうになる感覚を待つ
- 意識
✔ 立とうとしない
✔ 支えない
✔ 倒れ続ける
- 変化サイン
✔ 腰が軽い
✔ 太ももが頑張っていない
👉 踏み出し戦略の入口
③ 1分|呼吸で一歩を招く
<やり方>
- 立ったまま
- 鼻から軽く吸う
- 長く吐く(6〜8秒)
吐き終わる直前に
👉 足が前に出るのを許す
- 意識
✔ 歩こうとしない
✔ 呼吸が動きを連れてくる
- 変化サイン
✔ 動きが遅くなる
✔ 安心感が出る
👉 反応ではなく選択になる
④ 3分後に確認すること
- 揺れても止めなくなっている
- 一歩が軽い
- 頭より先に足が動く
これが出ていれば成功です。
よくある失敗(大事)
❌「正しくやろう」とする
❌ 足を出そうと頑張る
❌ バランスを取ろうとする
👉 全部、止める方向です。
✅ ワークの本質(超重要)
この3分で起きているのは、
- 足関節戦略を使わない練習
- 股関節を通過点に戻す
- 踏み出し戦略を許可する
つまり
身体に
- 「止めなくていい」
- 「動いても大丈夫」
と再教育しているだけ。
7.まとめ
踏み出せる身体とは、
勇気がある身体ではなく、
止める必要のない身体。
asa Health Information 2026.1月号 ② 重心と「間」
重心を安定させることは、中心にある身体の軸を保つことでもあり、これは、そこから発する間のある行為に自然とつながっているとも言えます。
身体重心の安定とは、言い換えれば、バランスが取れた身体性であり、これは翻れば、意識の軸の安定にもつながっていると思われます。
1.「重心を安定させる=静止した中心を保つ」なのか?
重心の安定は、
❌「動かない中心を固めること」ではなく
⭕ 「動いても崩れない中心が保たれていること」
です。
言い換えると、
静止した軸を“固定”するのではなく、
動きの中で“失われない”軸
この状態を、武道や芸道では
「中(ちゅう)が立っている」
「芯が通っている」
と表現します。
2. 重心が安定している身体に起きていること
身体的には、次の3つが同時に起きています。
① 丹田(重心)が「主役」になっている
- 手足が主導しない
- 動きが丹田から波及する
② 重心線が支持基底面内を“遊べる”
- 中央に縛られない
- 前後左右に揺れられる余白がある
③ 身体が「待てる」
- 反射的に動かない
- 反応と反応の「間(ま)」が生まれる
ここで初めて
👉 「間のある行為」
が自然に立ち上がります。
3.「間のある行為」とは何か?
「間」は
- 意図
- 思考
- 反射
の前段階に生まれます。
重心が安定していないと、
✔ 体が先に反応する
✔ 思考が先に走る
✔ 感情が先に噴き出る
つまり
👉 間が存在できない
一方、重心が安定していると、
- 動こうとする力は生まれる
- しかし、まだ動かない自由がある
この「動く前の余白」が
👉 「間」です。
4. 身体重心の安定=バランスの取れた身体性
ここでの「バランス」は、
- 左右が均等
- 前後が真っ直ぐ
という意味ではありません。
👉 崩れても、戻れる能力
これが
生きたバランスです。
静的な均衡ではなく
可動的な均衡。
5. そこから「意識の軸」へ
💡 ここが一番大切なところ。
身体と意識は別物ではありません。
重心が不安定な身体では、
✔ 意識は頭部に偏る
✔ 判断が早すぎる
✔善悪・損得に引っ張られる
一方、身体重心が安定すると、
- 意識の重さが丹田側に降りる
- 判断が遅くなる(=深くなる)
- 全体を観る視点が生まれる
これを
👉 意識の軸が立つ
と言えます。
6. 身体重心と意識の軸の対応関係
シンプルに対応づけると:
| 身体重心 | 意識の軸 |
| 丹田に重心 | 中心に意識 |
| 低く安定 | 落ち着き |
| 動ける余白 | 判断の余白 |
| 崩れても戻れる | 感情に呑まれない |
つまり
身体が中心を失わない時、
意識も中心を失いにくい。
7. 「軸」とは何か(誤解されやすい点)
軸とは
- 強さ
- 緊張
- 意志力
ではありません。
👉 抜けていて、しかし消えないもの
これが
- 良い姿勢
- 良い所作
- 良い判断
すべての土台になります。
8. まとめ
重心を安定させることは、
静止した中心を保つことでもあり、
そこから発する間のある行為に
自然とつながっている。
ただしそれは、
👉「止まった中心」ではなく
「動きの中で失われない中心」
です。
身体重心の安定は意識の軸の安定につながっている、
なぜなら
意識は、身体の使われ方に依存しているからです。













