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真実を観る「眼力」48 利他と利己7 「”It from Bit ”」= すべての 「もの(It)」は、情報(Bit)からできている
「It from Bit」とは?…
私たちが見ている物理的な世界(現象世界)は、最小単位の「はい」「いいえ」のような、デジタルな「情報ビット」の積み重ねから生まれてくる!?
「It from Bit 」= 物理的な「もの(It)」は、情報(Bit)からできていて、すべての現象は情報が「観測」されることで実体化する!
つまり、現実も、物質も、万象万物すべては、コンピューターの画面に映し出される映像が、全て0と1のデジタルデータでできているのと同じようにできているのではないか?という仮説なのです。
あなたがいまスマホで見ているこの文字も、実は全て0と1の組み合わせでできています。でも、スマホの画面には「文字」として見えてる。この宇宙全体も、それと同じような仕組みなのかもしれないということです。
ホーキング博士が「ブラックホールは蒸発する」と言い始めたとき、大きな問題が生じました。もしブラックホールに物質が落ち込んで消滅したら、その物質の情報はどうなるの?
物理学の基本原理は「情報は決して失われない」です。しかし、ブラックホールが情報を飲み込んで消滅すると、その情報が永久に失われてしまう?...これは深刻な矛盾でした!
この謎を解くために、最新の理論では「ブラックホールに落ち込んだ情報は、その表面にホログラムとして符号化される」と考えられています。
「ブラックホール」と「情報」との関係で、物体がブラックホールに吸い込まれても、情報自体はホライズンに符号化され、消えずに残っているとされ、これを「ホログラフィック原理」といいます。
ホログラムは、平面の写真なのに立体的に見える不思議な写真で、二次元の情報から三次元の映像が再現されます。
私たちが「現実」だと思っている三次元の世界が、実は「低次元の情報」、二次元から作られた「投影」かもしれないという原理なのです。
もし、私たちがいま見ているこの世界全体(現象世界)が、実は巨大な二次元スクリーンに書かれた情報から作られた「ホログラム」だとしたら?
まるで宇宙のあらゆる情報が、ホログラムのような「全体の一部に全体が含まれている」形で存在しているという宇宙観を、「ホログラフィック宇宙」といいます。
「It from Bit 」の提唱者であるホイーラー博士は、「参加型宇宙」という概念も提唱しました。
これは「宇宙は私たちから独立して存在しているわけではなく、私たちは宇宙の現実を創発させる積極的な参加者である」という考え方で、
「つまり、私が宇宙を作り出してるという事!?」
私たち一人ひとりが、この壮大な宇宙という情報ネットワークの中で、現実を創造する重要な「参加者」なのかもしれず、
私たちが住む地球、取りまく宇宙も、私たちが宇宙の現実を創発させている積極的な参加者で、「参加型宇宙」で現実を創造する、重要な役割を果たしているというのです!!
では、具体的にどのように、私たちが「参加型宇宙」の参加者として、「It from Bit 」を「ホログラフィック宇宙」に投影し、現象世界に具現化しているのでしょう?
【意識・観測から情報ビット(It from Bit)が励起し現象世界に映し出される仕組み】
🔷量子意識から現象が生まれる流れ(ホログラフィック宇宙への投影)
🌌1. ゼロポイント・フィールド(純粋な情報の場)
量子場の最も静かな状態で、すべての可能性(波動的な情報)が静かに存在している「純粋な場」の状態があります。
まだ「物質化」も「現象化」もしていない、無限の源で、意識や直観がアクセスする「源」だとも考えられます。
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👁️2. 意識・観測(観ること・問いを投げること)
そこに、観測=創造 「どんな意図・意識で観るか」という、どんな現実を体験するかを決める行為が生じると...、
意識・観測により、(ゼロポイントフィールド)で波動が励起され、「どの情報ビットにアクセスするか」=(どんな現実を体験するかを決める)が決定されます。
*ゼロポイントフィールド(場)が励起「レイキ」するとは:
外部からエネルギーを与えられる(意識・観測行為)ことで、エネルギー場が「揺らぎ」や「振動」の状態になり(例えるなら、静かな水面に石を投げ込んだ時に波紋が広がるようなイメージ)、ゼロポイントフィールド(場)のエネルギー状態が変化します。
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🧠3. 情報ビット(It from Bit)
選ばれた情報が「意味を持つ」状態に変化。
意識がその情報を形あるものとして受け取り始め、それに呼応する素粒子が生みだされます。
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🌐4. ホログラフィック宇宙への投影
選択された情報が、ホログラムのように時空全体に投影されます。
「一部に全体が含まれ、全体が一部に反映される」形で展開。
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🌱5. 私たちの現象世界に“リアル”として現れる
私たちの体験、環境、人間関係、出来事として具体化されます。
これは“投影された現象”であり、根源はゼロポイントの場から創出されたものです。
🌱日常的な例でたとえると:
たとえば…
あなたが“幸せな人間関係”に意識を向けた時、(上. 👁️2)
ゼロポイント・フィールドから「その情報」にアクセスが起こり、(上. 🧠3)
現実世界で「そういう人との出会い」や「安心感を感じる体験」が投影されやすくなる。(上. 🌐4 ⇒ 🌱5)
逆に不安や恐れにフォーカスすると、その情報が現象化しやすくなる。(これは「引き寄せの法則」的でもあります)
つまり、
「あなたがどんなエネルギーを放ち、何を感じ、望んでいるかなど意識が触れた情報(It from Bit)が励起され(情報と意識が共鳴)」、
「ゼロポイント・フィールド」=(宇宙の奥のカウンター)に伝わり、
「その情報がホログラフィックに空間に展開され」=(ホログラフィック宇宙への投影)
「最終的に現象として現れる」=(現象世界に“リアル”として現れる)
この全体の流れは、あなたの意識の質と向け方によって変わるという、量子意識とホログラフィーの融合的な世界観で、
あなたが選択した情報が、(It from Bit)
すべての現象を創りだし、(現象の創出)
“その現実”が手元に届くのです。(現象の具現化)
⚠現象の創出での注意
利己的な意識、ネガティブな意識からの発動による現象化は宇宙の進化の法則から外れるので、破壊や滅亡の方向性に向かう可能性があります!
ポジティブな創出と進化、つまり、宇宙の進化の方向性と合致させていくための「意識=創造」であるならば、どんな意識から発するかがとても重要です。
つまり、意識の源が「利己」「恐れ」「支配」から出たものなら、それは宇宙の進化方向(調和・共生)に反するエネルギーを生み出し、自己や世界の破壊につながる可能性があります。
🌌宇宙の進化と意識の発動:大切な進め方
✅誤った意識の発動:
「自分だけが得をしたい」「不安だから守りたい」「相手より優位に立ちたい」→ この意識は、分離や競争を生み、
“ホログラフ的現象”も不安定・混乱した形で現れます。
🙆正しい意識の発動:
🔷【1】意識の源を“愛”に置く
「自分を愛し、他者も大切にする」「調和の中で創造する」「宇宙の流れに従う」→ 愛や調和の波動は、ゼロポイント・フィールドで高次の情報に共鳴しやすい方向へ自然にアクセスされ、進化的現象が起こります。
🔷【2】「我」を手放し、“観察者”の視点でいる
👁️「私は意識であり、すべてをただ観る存在」
この姿勢は、仏教でいう“空”、ヨーガ哲学での“プルシャ”、そして量子論の観測者の役割にもつながります。
自分の感情や反応を一歩引いて見つめる(俯瞰)。
「これは宇宙にとって進化に資するか?」と問いながら選択する、
このような態度は、エゴからの創造を防ぎます。
🔷【3】“利他性”と“共感”を意識の中心に置く
利己的意識は、進化の方向から分離していきます。
利他的意識は、宇宙の全体性(ホログラムの調和)と共鳴・共振します。
これは地球生命全体が進む“統合”の流れと一致します。
💎まとめ
私たちが何を観測し、何に意識を向けるかが、とても大切です。
何に意識を向けるかが現実を形作っているからです。
量子論的には観測行為、自分の見るもの、選び方次第で主観的現実が変わるという風に考えることができます。
日々何に注意を向け、どのような情報を取得し、どのような解釈をするかが、私たちの現実を決定している可能性があるということです。
ネガティブな情報ばかりに注目するのか、ポジティブな可能性や希望に目を向けるのか、その選択自体が、私たちの現実を形作るので、
何を観測し、何に注意を向けるかを、もっと意識的に選択する必要があります。
宇宙は、愛と進化という方向性で流れています。
意識の発動が、その方向と一致するとき、
現象もまた、美しく調和した形で現れます。
意識は単なる個人の内面ではなく、宇宙との対話の入口でもあるのです。
それをどう使うかで、現実の質も、未来も変わります。
私たちが「参加型宇宙」の参加者として、「It from Bit 」を正しく選択し、行使することは、
愛の体現者(個)が、宇宙(全体)と対話し、個と全体が融合・調和し、ともに進化していくことになります。