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真実を観る眼力 78 「意識が現実を創る」という考えの構造 9 MLBと全日本大学駅伝から ③ 「心の用い方 編」⑵
「体幹で動き、意識の軸で生きる」
それは、量子的にも“ひとつのコヒーレント・システム”の実現です。
「心の中心意識(意識の軸)」をどこに置くかは、身心や意識のコヒーレンス(共鳴・調和)を整える上で非常に重要です。
🌐 中心意識を置くべきポイント
① 身体的な中心:丹田(たんでん)
へその少し下(約5cm〜10cm)の腹部の奥に位置する「重心・軸の中心」。
東洋武術・座禅・呼吸法のすべてがここを「心身の中心」としています。
丹田に意識を置くことで、自律神経が整い、呼吸が深く安定し、思考や感情の波が静まります。
👉 身体のコヒーレンスの起点。
② 心理的な中心:観照意識(Observer Consciousness)
感情や思考に巻き込まれず、それを「見ている自分」に意識を置くこと。(俯瞰)
「怒り」「不安」「期待」などに同一化せず、ただ観る。
これは「心の丹田」のようなものです。
👉 心のコヒーレンスの起点。
③ 意識的な中心:ゼロポイント意識(静寂の中心)
外部の物質的なものや現象、内部の思考や感情、心の状態という動的エネルギー「中心」にある、静的で広がりのある意識をゼロポイント意識(静寂の中心)といいます。
量子的に言えば「波動が最も整った状態」、別の言い方では「無心」。
ここに意識を置くと、自己と外界の分離感が減り、自然・宇宙のリズムと同調します。
👉 意識のコヒーレンスの起点。
🎦スクリーンで例えると:「映画を映す白いスクリーン」□
映画の中では、登場人物が泣いたり笑ったり、嵐が吹き荒れたりします。
(T_T)(^▽^)🌀
でも、映しているスクリーンそのものは、どんな映像にも染まりません。□
「ゼロポイント意識」とは、そのスクリーンのような“変わらない意識の土台”です。
あなたが怒るときも、喜ぶときも、考えているときも、常にその出来事を映し出している「純粋な意識の場」があります。それは動じず、判断せず、ただ“存在”しています。
人間の意識における「ゼロポイント意識」も同様に、思考や感情が生まれる“前”の、静寂で創造的な状態です。
そこには評価も、比較も、感情の揺れもなく、ただ“今ここにある”という、深い静寂と安定があります。
つまり、
ゼロポイント意識とは、「動の中心にある静寂」、
「すべてを生む無の場」 です。
この意識状態に戻ると、
心は静まり、
判断がクリアになり、
自然や宇宙と一体のような感覚(コヒーレンス)を感じるようになります。
🌀 コヒーレンスを高める「意識の配置法」と実践法
1. 丹田に呼吸を下ろす(体軸)
→ 重心が安定し、身体の余分な緊張が抜ける。
実践①:丹田呼吸を行う
実践②:肩甲骨と骨盤連動の運動法 体幹安定・姿勢改善・美しいボディライン・身体をスムーズに動かす<骨盤の運動> *仙骨を中心に身体の軸をつくるエクササイズ(棒体操)
https://asa2000-cure.com/diary/99760
2. 心の中の観察者に戻る(心軸)
→ 感情や思考の波を「観る」意識に切り替える。内面を俯瞰する。
実践:真実を観る「眼力」59 利他と利己 10 「俯瞰」②
https://asa2000-cure.com/diary/185909
3. 全体を包む静寂を感じる(意識軸)
→ 自分と世界が一体的に響きあう感覚を育てる。
実践:<💖心を整える身体性トレーニング(意識調整型)>
https://asa2000-cure.com/diary/183894
🌱 結論
中心意識=「丹田」+「観照意識」+「静寂のゼロポイント」
この三層を整えると、
身体・心・意識がひとつの波として共鳴し、
結果として「自然・宇宙とのコヒーレンス(共鳴調和)」が最大化します。

