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2025-11-08 18:33:00

真実を観る眼力 78 「意識が現実を創る」という考えの構造 9 MLBと全日本大学駅伝から ③ 「心の用い方 編」⑵

「体幹で動き、意識の軸で生きる」

それは、量子的にも“ひとつのコヒーレント・システム”の実現です。

「心の中心意識(意識の軸)」をどこに置くかは、身心や意識のコヒーレンス(共鳴・調和)を整える上で非常に重要です。

 

 

山本1.png

 



🌐 中心意識を置くべきポイント

① 身体的な中心:丹田(たんでん)

へその少し下(約5cm〜10cm)の腹部の奥に位置する「重心・軸の中心」。

東洋武術・座禅・呼吸法のすべてがここを「心身の中心」としています。

丹田に意識を置くことで、自律神経が整い、呼吸が深く安定し、思考や感情の波が静まります。

👉 身体のコヒーレンスの起点。


② 心理的な中心:観照意識(Observer Consciousness)

感情や思考に巻き込まれず、それを「見ている自分」に意識を置くこと。(俯瞰)

「怒り」「不安」「期待」などに同一化せず、ただ観る。

これは「心の丹田」のようなものです。

👉 心のコヒーレンスの起点。

 
③ 意識的な中心:ゼロポイント意識(静寂の中心)

外部の物質的なものや現象、内部の思考や感情、心の状態という動的エネルギー「中心」にある、静的で広がりのある意識をゼロポイント意識(静寂の中心)といいます。


量子的に言えば「波動が最も整った状態」、別の言い方では「無心」。

ここに意識を置くと、自己と外界の分離感が減り、自然・宇宙のリズムと同調します。

👉 意識のコヒーレンスの起点。

 

🎦スクリーンで例えると:「映画を映す白いスクリーン」

映画の中では、登場人物が泣いたり笑ったり、嵐が吹き荒れたりします。

(T_T)(^▽^)🌀

でも、映しているスクリーンそのものは、どんな映像にも染まりません。

「ゼロポイント意識」とは、そのスクリーンのような“変わらない意識の土台”です。

あなたが怒るときも、喜ぶときも、考えているときも、常にその出来事を映し出している「純粋な意識の場」があります。それは動じず、判断せず、ただ“存在”しています。


人間の意識における「ゼロポイント意識」も同様に、思考や感情が生まれる“前”の、静寂で創造的な状態です。

 

そこには評価も、比較も、感情の揺れもなく、ただ“今ここにある”という、深い静寂と安定があります。

 

つまり、

ゼロポイント意識とは、「動の中心にある静寂」、

「すべてを生む無の場」 です。

この意識状態に戻ると、

心は静まり、

判断がクリアになり、

自然や宇宙と一体のような感覚(コヒーレンス)を感じるようになります。

 

 

🌀 コヒーレンスを高める「意識の配置法」と実践法

1. 丹田に呼吸を下ろす(体軸)
 → 重心が安定し、身体の余分な緊張が抜ける。

 

実践①:丹田呼吸を行う

 

丹田呼吸法1.jpg

 

実践②:肩甲骨と骨盤連動の運動法 体幹安定・姿勢改善・美しいボディライン・身体をスムーズに動かす<骨盤の運動> *仙骨を中心に身体の軸をつくるエクササイズ(棒体操) 

https://asa2000-cure.com/diary/99760

 

2. 心の中の観察者に戻る(心軸)
 → 感情や思考の波を「観る」意識に切り替える。内面を俯瞰する。

 

実践:真実を観る「眼力」59 利他と利己 10 「俯瞰」② 

https://asa2000-cure.com/diary/185909

 

 

3. 全体を包む静寂を感じる(意識軸)
 → 自分と世界が一体的に響きあう感覚を育てる。

 

実践:<💖心を整える身体性トレーニング(意識調整型)> 

https://asa2000-cure.com/diary/183894

 



🌱 結論

 中心意識=「丹田」+「観照意識」+「静寂のゼロポイント」


この三層を整えると、


身体・心・意識がひとつの波として共鳴し、


結果として「自然・宇宙とのコヒーレンス(共鳴調和)」が最大化します。