Health and self-therapy information

2026-04-29 16:20:00

asa Health Information 2026.4月号 ⑧ 備え1

『原油ストップに対する生活を維持する具体的備え』

「原油が止まる=すぐ生活崩壊」ではありませんが、数週間〜数ヶ月で“じわじわ効いてくる”タイプの危機です。

ポイントはサバイバルではなく、普段に近い生活をどこまで維持できるかです。

 

【日本に原油が入らない状況が続いた場合、緊急災害として備えておくもの】

 <優先度順>

① 最優先:エネルギーの穴を埋める

原油ストップの影響は、ほぼすべてここから来ます。

☑️ 調理

  • カセットコンロ+ボンベ(1人10〜20本)
  • 米を炊ける環境(鍋でOK)

👉 電気・ガスが止まっても「食べられる状態」を確保

 

☑️ 電気(最低限

  • モバイルバッテリー(複数)
  • ポータブル電源 + ソーラーパネル(あれば強い)
☞ 必須の自給自足ツール
自給自足を完結させるには、以下の2点をセットで揃えることをおすすめします。
  • ポータブル電源(蓄電池):
    • スマホの充電だけでなく、扇風機や電気毛布、炊飯器などの家電を動かすことができます。
    • 目安容量: 3日以上の停電を想定する場合、1,000Wh以上のモデルがあれば冷蔵庫などの大型家電も数時間〜10時間以上動かせるため安心です。
  • ソーラーパネル(発電):
    • コンセントが使えない状況でも、太陽光さえあればポータブル電源を再充電できます。これがないと蓄電池を使い切った時点で自給自足が止まってしまいます。
📊比較(重要) ポータブル電源+ソーラーパネル(ソーラー発電機)一体型 
項目 EcoFlow DELTA Pro EcoFlow River 2 Max Jackery 1000セット RENOGY 1000 Anker Solix C1000
容量 約3600Wh 約500Wh 約1000Wh 約1000Wh 約1000Wh
出力 非常に高い 中〜高 高出力(家電OK)
ソーラー 高速・大容量対応 セットあり 高(200W以上推奨)
特徴 家庭バックアップ 軽量万能 安定・安心 コスパ 家庭+アウトドア両立型
向き 防災・停電 キャンプ 初心者 節約 防災・長時間

👉 スマホ・照明が維持できれば情報と安心が保てる

 

ポータブル電源+ソーラーパネル(ソーラー発電機)一体型 EcoFlow DELTA Pro

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☑️ 冷暖房(重要)

夏:冷感グッズ・扇風機(充電式)

冬:毛布・重ね着・湯たんぽ

👉 エアコン依存から少し離れる準備

 

② 水と食料(現実ライン)

☑️

1人1日3L × 最低7日(できれば14日)

 

☑️ 食料(「火がなくても食べられる」も重要)

  • 米(主食の軸)
  • 缶詰(魚・豆)
  • レトルト
  • ナッツ・乾物

👉 ポイント

✔️「常温保存」

✔️「調理が簡単」

✔️「食べ慣れている」

 

③ 物流停止への備え

原油が止まると、店に物が来なくなるのが本質です。

☑️ 日用品

  • トイレットペーパー
  • ティッシュ
  • 洗剤

👉 1〜2ヶ月分あると安心

 

☑️ 医療・衛生

  • 常備薬
  • 消毒用品
  • マスク

 

④ 移動の確保

☑️ ガソリンは常に半分以上キープ

 

☑️ 自転車(かなり重要)🚲

非常時の移動手段としての自転車は、普段の「快適さ」よりも

👉 「壊れにくい・運べる・どこでも走れる」
  が基準になります。
その前提で、最もバランスがいいのは:
👉 クロスバイク or 電動アシスト付きの頑丈タイプ
理由:
  • 長距離OK
  • 多少の悪路OK
  • 荷物も運べる

 

👉 原油=移動制限になる

 

あさひ[ASAHI] エマージェンシーバイク-K 16インチ  折りたたみ自転車+トレーラー

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エマージェンシーシリーズの折りたたみ自転車。
コンパクトに収納可能なのに前後のキャリアで積載性も両立。
トレーラー・収納ケースと組み合わせれば、更に重い荷物や大きな荷物まで運搬や保管が可能。

災害に備え様々な物資を用意しておく必要があり、災害時は物資を避難所へ運ぶ場面も多くあります。
交通インフラの被災時は、交通集中により車移動が困難となり、自転車移動は有効的です。
「エマージェンシーバイクシリーズ」は「備える」「積載する」「移動する」の3つの要件を全て解決するために開発されました。空気不要でパンクの心配も無い。 悪路でも走行できる。

パンクの原因となる釘、ガラス、瓦礫の破片などが落ちている悪路でも、自転車もトレーラーもパンクしないタイヤで走行が可能です。

 

 

⑤ 停電対策(見落とされがち)

  • LEDライト(複数)
  • ランタン
  • 手回しラジオ

👉 夜の不安を減らすだけで心理が安定

 

⑥ 情報の確保

  • スマホ充電手段
  • ラジオ

👉 危機時は「正しい情報」が生命線

 

⑦ お金・経済の備え

  • 現金(数万円〜)
  • 固定費の見直し

👉 キャッシュレスが使えない場面もあり得る

 

⑧ 人とのつながり

  • 家族・近隣との関係
  • 物や情報の共有

👉 一人より圧倒的に安定する

 

⑨ 優先度の高い備蓄品リスト

カテゴリ  備えておくべきもの 理由
エネルギー ガソリン(満タン)、灯油、カセットガス 暖房、自炊、移動手段の確保
消耗品 ラップ、ゴミ袋、洗剤、シャンプー プラスチック原料(ナフサ)の不足
医療・衛生 コンタクトレンズ、常備薬、生理用品 製造・容器・配送コストの増大
住宅維持 養生テープ、接着剤、塗料 石油化学製品全般の供給停止
* 備蓄にあたっては、一度に大量に買い占めるのではなく、冷静に普段の買い物の延長で準備を進めることが大切です。 

 

 

【日本に原油が入らない状況が続いた場合、想定される影響】

(時間経過ごと)

① 初期(数日〜数週間)

  • 原油価格・ガソリン価格の急騰
  • 電力会社・ガス会社の調達コスト上昇

 

② 中期(数週間〜数ヶ月)

  • 火力発電の燃料制限(LNG・石油)
  • 電気料金の大幅上昇
  • 節電要請・計画停電の可能性
  • ガソリン・灯油の供給制限(購入制限)

👉 特に影響が大きいのは

  🍉 夏:冷房(熱中症リスク)

  ❄ 冬:暖房(灯油不足)

 

③ 長期(数ヶ月〜)

  • 物流の停滞(トラック・船舶燃料不足)
  • 食料価格の上昇(輸送コスト増)
  • 工場の稼働制限(電力・燃料不足)
  • 公共交通の減便

👉 生活は「不便」から「制限」へ変わる

 

✅ インフラ別の具体的影響

✔️ 電気

  • 火力発電(日本の主力)が燃料不足
  • 再エネ・原発がカバーできない場合は → 計画停電の可能性

 

✔️ ガス(都市ガス・LNG)

  • 日本はLNGも中東依存が高い
  • ガス供給制限の可能性あり
  • 給湯・調理に影響

 

✔️ 水道

基本は維持されるが

  • 停電が起きると → マンションなどで断水リスク

 

✔️ 通信

  • 停電が長引くと基地局停止
  • スマホ通信が不安定に

 

✔️ 交通・物流

  • ガソリン制限
  • 宅配遅延・物資不足

 

✔️ 生活面でのリアルな変化

  • スーパーの商品が減る(特に輸入品)
  • 電気代・ガス代が大幅上昇
  • 移動が制限される

「便利な生活」→「必要最低限」へ