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真実を観る眼力 93 人生の選択④ 「間」を背景にした選択、行為は宇宙の秩序と合致する
ここまで、人生の選択①②③を分かりやすく整理すると、
ほとんどの人たちは、自分が何かを選択したと思っていますが、
実際は意識が働いて決定したのでなく、
決定したと思った時点で脳の前反応に従って決定しただけで、
この反応により自動的、受動的選択をしているに過ぎません。
たとえば、多くの人の「選択」がどう起きているのかというと、
✔ イラッとして言い返す
✔ 不安になって急いで決める
✔ 得か損かで反射的に動く
これらは、
👉 「選んだ」と思っているが、実際は脳と感情の自動反応、
本人の意識は、起きた反応をあとから追認しているだけ、という状態です。
このようにな脳と感情の自動反応と、意識による追認による、受動的な選択をしないためには、
間を背景にした選択を取ること、
間とは、
✅ すぐ反応しない
✅ 判断を急がない
✅ 身体の奥が静かになるのを待つ
この 「一拍置いた静けさ」 が「間」です。
例えるなら、水が濁っていると底が見えない
じっと待つと、泥が沈んで澄んでくる
👉 間とは、心と身体の“濁りが沈む時間”を意図的につくることが大切。
そして、
「間を背景にした選択」をすると、
自分のクセや反射ではなく、
"場の流れと自然に噛み合った行為が立ち上がり”
👉 結果として調和があり、無理がなく、長く続く行動になります。
なぜか?
「間を入れ」、「間を保持」することで
コヒーレント(秩序)が整い、
邪魔が取り除かれ、
もっとも摩擦が少ない行為が、
自然に選択されるからです。
『「間」を背景にして選択した行為は宇宙の秩序と合致する』
なぜか?
1. 宇宙の秩序の基本的特徴
🟩「循環している」
生まれる → 育つ → 終わる → 次へ渡る
🟥「過不足のない動き」
偏りすぎない(中庸)
拡大しすぎれば収縮が起きる
張りすぎれば緩みが起きる
全体が部分を含み、部分が全体に影響する
一か所の歪みは、やがて全体に伝わる
🟦「流れに逆らわない」
無駄な力を使わない
水は低いほうへ流れ
風は抵抗の少ない道を通る
この結果として『調和』と『秩序』が生まれる。
この宇宙の秩序を踏まえた上で、
• 「間」とは、すぐに反応せずに一呼吸おくことで心のざわつきが静まり、場全体が見えるようになる時間です。
• その状態で動くと、力を無駄にせず、偏りが少なく、流れに合った行動になります。結果として調和や自然な循環が生まれ、これが「宇宙の秩序」と同じ性質を持ちます。
2.「間」を背景にした選択、行為は宇宙の秩序となぜ合うのか
① 全体が見えるようになる
• 普段は「欲しい」「怖い」「成功体験」など個人の声で動きがちです。間をとるとその声が小さくなり、目の前の状況全体(時間、他人への影響、バランス)が見えてきます。
② 無理をしない、無駄を減らす
• 流れに逆らわない行動は、力を節約し結果も安定します。水や風が抵抗の少ない道を行くように、自然に整った結果が出ます。
③ 循環と調和を壊さない
• 偏った行為はやがて周囲に影響してバランスを崩します。間を背景にした選択は、その場の循環を損なわず次につながる動きになります。
(身近な例)
• 会話:相手の言葉を急いで遮らず少し待つと、本当に言いたいことが聞こえて自然に返事が浮かぶ。怒りに任せた反応より、関係が整いやすい。
• 子育て:子どもの癇癪にすぐ叱るのではなく一呼吸。静まってから対応すると事態が悪化しにくい。
• 仕事の判断:焦って決めず短く間を置いてから判断すると、より全体にとって良い選択ができることが多い。
• 料理や育てること:手を急がず様子を見ながら調整することで、無駄が少なく豊かな結果になる。
まとめ
短い「間」を取ることで個人的なノイズが静まり、場全体と調和した自然な行動が生まれます。
それが、循環や中庸、流れを重んじる「宇宙の秩序」と合致する理由です。
🔶 簡単な実践法(今日からできること)
• 3秒ルール:反応しそうになったら3秒数える。深呼吸1回でも可。
• 内側の声を観察する:欲や不安がどれくらい強いかを「ひとつの思い」として眺める。
• 全体をひと息で見る習慣:この行動は誰にどう影響する?次に何が起こりそう?と軽く考える。
• 小さく試す:迷ったら小さな一歩(試験的な行為)で場の反応を確認する。
• 終わったら観察する:行動後に場がどう変わったかを見て学ぶ。
