Health and self-therapy information
真実を観る眼力 89 「意識が現実を創る」という考えの構造 20 中心・中庸(ゼロポジション)を整える⑤...ゼロポジションを外れた身体のサイン
意識がゼロポジションを外れたかどうかは、思考ではなく「身体が必ず先に知らせます」。
この身体のサインを知っているかどうかで、体現は一気に深まります。
<ゼロポジションを外れた身体のサイン>
Ⅰ.最初に出る「超初期サイン」
① 呼吸が止まる/浅くなる
吸って止まる
吐き切れない
胸だけが動く
👉 これは最速のサイン
思考より先に起こります。
② みぞおち奥が「詰まる」「硬くなる」
圧迫感
リラックスしても抜けない
重さ
何かを押さえ込む感覚
👉 中庸から外れ、主観が前に出た合図
③ 視野が狭くなる
目が一点に固まる
周辺が見えなくなる
瞬きが減る
👉 世界が「自分中心」になる瞬間
Ⅱ.「筋・姿勢のサイン」
④ 肩・首・顎に力が入る
無意識に噛み締める
舌が固まる
歯の食いしばり
首が太く短く見える
👉 防御・正当化が始まっている
⑤ 重心が定まらない
立つと前か後ろに偏る
足裏の接地感が薄れる
体重が踵か前足に偏る
足指が浮く or 握る
👉 現実との接点が抜けている
⑥ 身体の動きが「速く」または「鈍く」なる
焦って速くなる
重くなって遅くなる
👉 時間感覚が歪んでいる
Ⅲ.感情・思考として現れるサイン(遅発)
⑦ 「正しさ」を軸に世界を見る
白黒思考
善悪・勝敗・上下でみる
説明したい
分かってもらいたい
👉 「ゼロ、中庸」ではなく「立場」に居る
⑧ 相手の反応が気になる
自分の内側より「外」を基準にする
嫌われたかも
評価
空気
常識
世間
👉 中心が外在化している
⑨ 頭の中で独り言が増える
反省
後悔
予測
👉 現実から離脱している
⑩ 被害者 or 加害者の物語に住んでいる
やられた
理解されない
こんなに頑張っているのに
👉 物語が現実より優先
Ⅲ.行動・関係性の特徴
⑪ いつも「忙しい」「余裕がない」
実際の量より消耗が大きい
休んでも回復しない
👉 中心を失ったまま動いている
⑫ 人間関係が摩耗しやすい
近づき過ぎる
距離を切り過ぎる
同じ問題が繰り返される
👉 中心が無いので距離感が安定しない
⑬ 静かな時間が苦手
何かしていないと不安
無音・無予定が怖い
👉 ゼロが怖い
Ⅳ.本人が気づきにくい「決定的特徴」
⑭ 自分を「客観視しているつもり」
分析は得意
理解している感覚がある
でも身体が変わらない
👉 頭だけの俯瞰=ゼロではない
⑮ 「整える」が癖になっている
姿勢を正す
呼吸を意識する
心を落ち着かせようとする
👉 戻るのではなく、操作している
<重要なポイント>
❌ 中心・中庸・ゼロポジションを「外れないようにする」→ 失敗
⭕ 「外れたら、すぐ分かる」→ 成功
<ゼロポジションの体現とは>
外れないことではなく、戻るスピードが速いことです。
ゼロポジションとは、
正しさではなく、帰還点。
👉 身体サインに気づいた瞬間に戻る
それだけです。
<まとめ(本質)>
ゼロポジションを外れた身体サインは
「失敗の証拠」ではなく
「目覚めのアラーム」
回復の第一歩(唯一)は
「直そう」としない
「変わろう」としない
⬇
戻すだけ
<即・復帰ワーク(10秒)>
外れたと感じた瞬間に:
1. 吐く(吸わない)
2. 足裏を一瞬感じる
3. みぞおち奥を空ける
4. 視野を広げる(周辺視)
