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2025-12-21 10:38:00

真実を観る眼力 88 「意識が現実を創る」という考えの構造 19 中心・中庸(ゼロポジション)を整える④...ゼロポジションを生きるとは

例えばゼロポジションに意識を置き、体現することを続けていくと、今までの人間関係がリセットされ縁が切れたり、逆に、必要な人やモノとの縁が生まれたりすることがありますが、これには以下の理由があります。

 

<ゼロポジションで生きると人間関係や縁が変わる理由>


① 無意識の「歪み」が消えるから

多くの人間関係は、

承認欲求

恐れ

期待

防衛

という中心を外れた反応で結ばれています。

 

ゼロポジションに戻ると、

相手に期待しない

自分を守らない

操作しない

👉 歪みが消えると、歪みで成り立っていた関係は自然に終わるから

 

② 共鳴の法則(スピリチュアルではなく身体的)

人は「思考」ではなく、「姿勢・呼吸・在り方」に反応します。

 

ゼロポジションの身体は、

落ち着いている

押さない

引かない

👉 同じ在り方の人だけが残る

  ⬇

 👯 必要な縁は「探さなくても入ってくる」

 

そしてこれは思想や哲学、スピリチュアルではなく、身体を通してしか本当に分からない領域です。

おそらく人の進化とは、『意識を中心、中庸、ゼロポジションに戻し』つつ、『身体で体現と行動』を通して発達していくために、肉体が与えられたのではないでしょうか?

これは、人の脳の進化構造からもうかがえます。人間の脳の進化は、基本的な生存機能を担う旧脳(運動脳)が先行し、その後に中脳や新脳が発展していったという考え方が一般的です。

旧脳(運動脳)は、人間の脳の進化において最も原始的な部分であり、生命維持や運動の制御、感情の基盤に関与しています。

中脳や新脳と連携しながら、基本的な生理機能を支えつつ、より高度な認知機能を発展させるための基盤を提供しています。

脳の進化ではまず、旧脳による基本的な行動と生存機能が先行し、その後に新脳が発展して高次の認知機能を持つようになったというプロセスを示しています。

つまり人間の進化は脳の進化構造からも、旧脳による『体現と行動』と、新脳による「認知」の相互作用によって形成されており、これが人間の適応能力や社会的な複雑さを高める要因となっています。

 

そして意識の進化とは、「中心、中庸、ゼロポジション」にもどりながら、『愛の体現』をしていくこと。

しかし意識が「中心、中庸、ゼロポジション」から外れていれば、主観やエゴを通し内外を見ているので、勝手な思い込みや自己都合で自分が見ているこの世界がすべての現実と勘違いしている可能性さえあります。

正邪善悪を見極め真実を生きるとは、ゼロポジションに戻りつつ、俯瞰、客観していかないと、いつまでも自身のエゴが作り出したイリュージョンをrealと勘違いしたまま、本質を生きることができなくなってしまうのではないでしょうか。

 


<人は「主観=現実」と誤認しているか?>

 

人は通常、

思考

感情

記憶

価値観

というフィルター越しの世界を見て、

「これが現実だ」

と無自覚に信じています。

 

👉 これは世界を見ているのではなく

世界に自分を投影している状態

 

『ゼロポジションで観る』とは、

  • 世界を「判断前」に受け取る
  • 良い悪いを付ける前に感じる
  • 自分の内側の反応と事実を分ける

これにより、

👉 初めて「現実」が立ち上がる

 

 

<正邪・善悪・真実を見極めるとは何か?>

💡重要なポイント

❌ 善悪を超えようとする → エゴ

⭕ 善悪が生まれる「手前」に戻る → ゼロ

 

ゼロポジションでは、

善悪は消えない

正邪も消えない

 

しかし、 👉 「反応として使われなくなる」=「反射的に邪悪と共鳴しなくなる」


『真実を生きるとは』

正しいことをすることではない

間違わないことでもない

 

💡「中心から離れずに、現実に関わり続けること」

 

 

<イリュージョンから抜ける唯一の方法>

それは、

思想でも

知識でも

正論でもなく

👉 身体に戻り続けること

崩れたら戻る

外れたら気づく

そして、また戻る


最後に

「目覚めたい」ではなく

真のrealを、

「もう誤魔化さずに生きたい」

ということです。



ゼロポジションは悟りの概念ではありません。

逃げられないほど現実的な、生き方の基準点です。

 

「地に足をつける」・「目を開く」・「体を動かす」スクワット

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