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真実を観る眼力 86 「意識が現実を創る」という考えの構造 17 中心・中庸(ゼロポジション)を整える②...大掃除調整法
整「統合、肉体のコヒーレンスが整った姿勢」に意識を置いて体現させ、身体姿勢のコヒーレンスが整うと、中心・中庸・ゼロポジションにつながりやすくなり、その結果、静「静寂」が訪れる。
これを、「ゼロポジションを“やる”のではなく、日常動作そのものに溶かす方法」として整理すると、
ポイントは一貫して、『動作の前・最中・後』に“戻る場所”を失わないことです。
<日常動作にゼロポジションを溶かす基本構造>
3つの原則
1. 動作を起こす前にゼロ
2. 動作中は維持しない
3. 動作後に必ず戻る
👉 この「前後」が整うと、最中は勝手に整います
<動作の例>
1. 立ち上がる・座る
(立ち上がる前)
① 力を入れる前に"みぞおち奥の静かさ”を一瞬感じる
② 体重が足裏に預けられているか確認
👉 ここがゼロ
(立ち上がり中)
① 脚で踏ん張らない
② 上体を起こそうとしない
③ 骨盤が立つ方向に身体が運ばれる
(立った後)
①「良い姿勢」を作らず
② 一度、みぞおち奥に戻る
2. 物を取る・持つ・置く
(取る前)
① 肩や腕に意識を置かない
② 中心(みぞおち奥)を空ける
(取る動作)
① 腕を伸ばすのではなく
② 体重がわずかに移動するのに腕が付いてくる
(持った後)
① 握力を一瞬だけ緩める
② みぞおち奥を感じ直す
👉 「中心が先、末端は後」
3.ドアを開ける・引く・押す
(開ける前)
① 手をかける前に吐く
② 中心に戻る
(開ける動作)
① 手で操作しない
② 胴体の移動にドアが付いてくる
(開いた後)
① 動作を終えた瞬間にゼロへ
4.方向転換・振り向き
(よくあるズレ)
① 首だけ回す
② 腰だけ捻る
(ゼロポジション的やり方)
① みぞおち奥が先に向きを変える
② 頭と視線は最後
👉 捻っていないのに、回っている
5.話す・聞く(対人動作)
(話す前)
① 言葉を探す前に中心へ
② 呼吸が自然か確認
(話している最中)
① 相手に寄り過ぎない
② 自分の内側に引き過ぎない
👉 中心に居たまま関係する
(聞くとき)
① 相手の言葉を「受け止めない」
② 通過させる
6.感情が動いた瞬間(最重要)
(怒り・焦り・不安が出たら)
① 止めない
② 変えない
③ 即、身体に戻る
(手順...5秒)
① 吐く
② 足裏を感じる
③ みぞおち奥を空ける
👉 感情は中心を外れたサイン
7.家事・作業への応用例
(洗い物)
① 肩でやらない
② 体重移動とともに手が動く
(掃除)
① 腕で拭かない
② 歩行ゼロの延長
(料理)
① 包丁を握る前に中心へ
② 動作後、必ず戻る
<日常応用の合言葉>
- 「動作の前後に戻る」
- 「中心が先、末端は後」
- 「やらずに、通す」
- 「崩れたら成功」(戻れるから)
ゼロポジションは静止している時だけの状態ではありません。
動くほどに
関わるほどに
日常的であるほどに
より深く、自然に現れます。
『大掃除で身体・空間・意識を同時にゼロへ戻す設計図』
以下、実際に“体現できる大掃除”の方法です。
<ゼロポジションの大掃除>
〜空間を通して、一年分の偏りを手放す〜
(全体コンセプト)
- きれいにする → ❌
- 捨てる → ❌
- 頑張る → ❌
👉 「戻す」 「通す」 「空ける」
掃除の対象は
モノ → 空間 → 身体 → 意識
の順に自然に移ります。
(ゼロポジションの大掃除)
1.掃除を始める前の「ゼロ化儀式(3分)」
「手順」
① 窓を少し開ける(換気は象徴)
② 立位で足裏に体重を預ける
③ 吐く息を2回
④ みぞおち奥を空洞にする
2.今日「何かを終わらせよう」としない
👉 ここで
「今年を片付ける」のではなく
「今年から戻る」と意識を切り替えます。
3.片付けない掃除(=通す掃除)
「原則」
- 判断しない
- 思い出に浸らない
- 良い悪いをつけない
「やり方」
一つ手に取ったら
「今、身体は中心に居るか」を確認。
迷ったら、捨てない
→ 保留箱に“通す”
👉 捨てるかどうかは
ゼロポジションに戻った後でしか決めない
4.大掃除実践法....「拭く・磨く動作=身体の調律」
(拭き掃除のゼロポジション化)
- 腕で拭かない
- 肩を動かさない
- 体重移動に雑巾が付いてくる
✔ サイン
→ 呼吸が止まらない
→ 動きが一定
→ 途中で疲れない
👉 これは一年分の「無理な使い方」を身体から拭き取っている
(高い所・低い所を掃除する意味)
① 高い所(棚・照明)
- 思考・理想・評価
- 「〜すべき」の掃除
② 低い所(床・巾木)
- 身体感覚
- 現実・基盤・足元
👉 高→低の順でやると、意識が地に戻る
低→高でやると、意識が浮く
✅ おすすめ順:
高い → 中間 → 床
(捨てる=手放す ではない)
👉 ゼロポジション的「手放し」
「要らないから捨てる」ではなく
「役割を終えた」
物に対して心の中で一言
「ここまで」
✅ これは
執着ではなく、関係を終わらせる行為
(疲れた時こそ、掃除をやめる)
- やめ方が重要
- 中途半端でOK
- 汚れが残ってもOK
- 中心を失ったら終了
👉 ゼロポジションでは
やめるタイミング=完成度💡
5.掃除の最後に行う「一年のリセット」
「最後の3分」
① 床に立つ
② 足裏を感じる
③ 吐く
④ みぞおち奥に戻る
⑤「何も決めない
👉🔹今年を総括しない
🔹来年を願わない
ここで初めて
一年が“ゼロ”になる💡
6.この大掃除で起こる変化
- 片付け後、眠くなる → 正常
- 思考が減る → 正常
- 「まあいいか」が増える → 中庸
- 年始に無理な目標を立てなくなる → 統合
⭐まとめ
『合言葉』
- 掃除は、評価ではなく調律
- 捨てる前に、戻る
- きれいになった空間=静寂ではない
- 静寂が宿る空間が、結果として整う
💡(核心)
ゼロポジションで生きるとは
静寂・中心・中庸を
「意識で理解する」のではなく
肉体の使い方として日常に現し続けること
そのとき、
世界は変わらない
出来事も減らない
問題も起きる
それでも
自分が歪まない
それが
無理のない、調和的で、平安な現実
最後に、
ゼロポジションとは
「幸せになるための場所」ではなく
何が起きても、還れる場所
そして、
「実現しようとする」のではなく、そう“なってしまう”という"所”です。

