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真実を観る眼力 78 「意識が現実を創る」という考えの構造 9 MLBと全日本大学駅伝から ② 「心の用い方 編」
現代スポーツ科学の基本原理の核心は、
身体の軸(ボディアクシス)を中心に安定させ、
四肢の動きを効率的に連動させる無駄のない身体操作で、
最大の運動性を発揮させる、という“軸と連動の科学”でした。
<スポーツ科学の基本原理>
💡身体軸の安定 → 体幹(コア)の活用 → 全身連動 → 効率的運動
🌌 1. 量子意識的観点から見た「意識の軸」とは?
身体の軸("重心線”と"体幹“)が動作の中心であるように、意識の領域にも「中心軸(コア・セルフ)」があります。
重心線は、身体のバランスや安定性を保つための基準となる軸であり、
体幹は四肢の動きを統合し、無駄を削ぎ、エネルギーを最も効率的に流す中心になる軸です。
意識の軸も、感情・思考・行動を整える中心的な“座標”です。
したがって、身体軸の安定=意識の安定軸 という構造的な相似性があります。
量子的に言えば、安定した波(整った身・心)は、
ノイズ(無駄な動き・執着・感情の揺らぎ)が少ない状態であり、
コヒーレンス(共鳴性)が高い状態です。
💙 2. 「余計な動きを削ぐ」=「心的ノイズを減らす」
大谷選手や山本選手が動作の中で「無駄を削ぐ」ことを目指すように、
意識の領域でも「思考のノイズ」「執着」「恐れ」「過剰反応」を削ぐと、心の波が静まり、コヒーレンスな状態(整った波)になります。
これは量子意識論でいう
「意識の波動が整列し、秩序あるフィールドと共鳴する状態」に対応します。
つまり、
身体動作における「軸の安定」と、
心的動作における「意識の安定」は、
同じ波動的・量子的プロセスなのです。
⚛️ 3. コヒーレンスと宇宙秩序の共鳴
量子意識理論や心身医学の一部では、
心拍のリズム(Heart Coherence)
脳波の整合(Brain Coherence)
呼吸・意識・身体運動の同期(Resonance)が整うと、
身体内部の情報場が整列し、外的フィールド(自然・宇宙)と共鳴しやすくなるとされています。
つまり:
内側(身心)と外側(宇宙)の秩序は、
「波動のコヒーレンス」という共通言語で結ばれているということです。
身体の軸を整え、
心の軸を整え、
意識の軸を一点に定めることは、
あなたの内面的な状態である思考や感情、意識が、宇宙のエネルギーやリズムと調和することを意味します。
このようなあなたの内面的なコヒーレンスな状態が、宇宙のエネルギーと共鳴することで、より大きな調和や理解を得ることができるという考え方です。
例えば、自然の中で過ごすとき、私たちはしばしば心が落ち着き、リフレッシュされる感覚を得ます。これは、自然のリズムやエネルギーと私たち自身のエネルギーが共鳴しているからだと考えられます。
あなたの感情や思考が自然のエネルギーと調和することで、心身のバランスが取れ、より深い理解やつながりを感じることができます。
これは、宇宙の秩序場と共鳴している一例です。
🌱 4. 「行動するコア意識」=波動の具現化
「内面的なコア(コヒーレントな意識)で体現する、つまり行動する」
これは単なる「瞑想的な静止」ではなく、
“整った波”を現実(行動)として表現する”という量子的プロセスです。
量子レベルでは、観測(意識)=現実創造の起点です。
つまり、コヒーレントな意識が、行動を通じて秩序ある現実を生む、という流れになります。
🔭5. 結論:身体・こころ・意識の軸を整える=量子意識的整合性
| 領域 | 軸(中心) | 無駄の排除 | コヒーレンスの結果 |
| 身体 | 体幹・軸 | 余計な動作を削ぐ | 効率的な動作・安定 |
| 心 | 意識の軸(中心意識) | 執着・感情反応を手放す | 心の静けさ・調和 |
| 量子意識・宇宙 | 意識フィールド(ゼロポイントフィールド) | 波動の乱れを整える | 宇宙秩序との共鳴 |

