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真実を観る眼力 75 「意識が現実を創る」という考えの構造 6 ガイヤからのメッセージ、クマの被害から思うこと
熊による人への被害が顕著になっています。此れは、気候変動による山林の枯渇や食べ物がなくなったため、自然破壊による生態系の崩壊などの生育域縮小の影響はもちろんですが、意識レベルでは人類の傲慢や自然をコントロールしようとする、自然の反発的な現象とも感じます。
熊などの野生動物が人間を襲う事象を、「単なる自然環境の変化」だけでなく、「人間と自然の意識的関係性の乱れ」として捉えてみると、
物理的な要因(気候変動・餌不足・生息域の縮小)と同時に、人類全体の意識の波動の変化が、自然界に「共鳴的な反応」を生み出している可能性があります。
✅クマが人間を襲いだした理由とは 🐻
🌲 1. 物理的・生態系的レベル(現象としての表層)
現象面では以下のような事実が重なっています。
- 異常気象によるブナやドングリの不作
- 山林開発、太陽光パネル設置、道路建設による生息地の分断
- 人里に近い森が減り、境界線(ヒトと自然の間)が曖昧になった
- 人間の生活圏が静かになり、熊が警戒しなくなった(コロナ期以降の現象)
これらは「生態的バランスの破綻」であり、動物たちは「生き延びるために」人間の空間に侵入しているにすぎませんが、その背景には「人間中心の自然観」という深層の問題があります。
登山に携帯する獣害・毒害に対する常備器具
熊除けスプレー・熊鈴・ポイズンリムーバー(毒液・毒針吸引器)・消毒液・止血用包帯
🌍 2. 精神的・文化的レベル(人間の意識のあり方)
熊の出没増加を「自然からのメッセージ」と見ると、
👥 人類の傲慢と断絶
人間は長く「自然を利用し、支配する」視点で文明を築いてきました。
その結果、“自然=外部の資源”という誤った分離意識が生まれ、生命全体の循環や調和を軽視してきました。
熊の人間界への出現は、
「人が自然の一部であることを忘れた」という、🌏地球(ガイア)からのメッセージ👂のようにも感じます。
⚖️ バランスの回復作用(自然の自己調整)
自然界には「恒常性(ホメオスタシス)」が働きます。
人間が極端にバランスを崩すと、自然は“反作用”として揺り戻しを起こします。
熊の行動は、人間社会に対して「恐れ」の対象ではなく、人への「覚醒の刺激」を与える現象とも考えられます。
—自然を破壊し、コントロールしようとする傲慢に、
「このままでよいのか?」という問いを投げかける存在です。
💫 3. 意識レベル(集合意識と自然の共鳴)
自然界の生命は、すべて「地球意識フィールド」と波動的につながっています。
人間の集合意識が「緊張・支配・恐怖・競争」に満ちると、
その“波動”が生態系全体に伝わります。
👤 → 🌳 人間意識の波動が自然界に影響する
人間社会が不安・怒り・分断に傾くと
⏬
自然も不安定化する
⏬
森や動物の波動が荒れ、行動が攻撃的・混乱的になる
⏬
熊など高感度な野生動物は、この「地球のストレス波」を最も敏感に感じ取る
つまり、熊が人間を襲うという“異常行動”は、
地球全体のエネルギーの乱れ、特に人間の意識の乱れの表現のひとつでもあると考えられます。
🌾 4. 霊的視点から見た熊の象徴
熊は古来、母なる大地・再生・力の象徴です。
しかし同時に「人間の無意識の本能」も象徴します。
その熊が人間を襲うというのは、
人類が自らの本能・自然性・生命力を抑圧しすぎた反動とも解釈できます。
熊が外に現れるのは、
人間の内なる「熊(=自然性)」が目覚め、
「忘れられた人間の自然観・自然性や地球上のすべての生命との関係性を取り戻せ」と訴えているとも読み取れます。
🐻 5. まとめ:熊が示す「地球意識からのメッセージ」
| レベル | 内容 | メッセージ |
| 物理 | 山の餌不足・生息域の崩壊 | 人間の活動による直接的環境破壊 |
| 精神 | 人間中心の傲慢・分離意識 | 自然と共に生きる原点を取り戻せ |
| 意識 | 集合無意識の波動乱れ | 地球全体の調和を整えよ |
| 霊的象徴 | 熊=自然の力、母なる存在 | 抑圧された自然性・生命力の反発 |
🌱 6. 人間側ができる「意識的な修復」
1. 自然を“管理”ではなく“対話”の対象として見る
→ 森・川・風・動物に感謝と敬意を向ける意識を取り戻す。
2. 地域レベルでの共生の再設計
→ 農業、林業、エネルギーの在り方を「循環型」に戻す。
3. 個人レベルでの内的自然との再接続
→ 自然の中に身を置く・祈る・呼吸する・土に触れる。
4. 集合意識の浄化
→ 恐怖ではなく理解をもって熊問題に向き合うこと。
恐れの波動を減らす努力と、🎄自然・🌍地球と共生、調和する意識が、実際に熊の行動にも影響します。
🐻 「クマが人を襲う」、ガイアからのメッセージとは
熊の襲撃は、単なる“獣害”ではなく、人間が長年無視してきた「自然との断絶」が姿を変えて現れている象徴にも観えます。
つまり、
熊が人を襲う現象は、自然界からの“最後のメッセージ”であり、
「共生を思い出しなさい」という地球(ガイア)意識の呼びかけにも感じます。
ヒグマ 豊橋動物園
人間が「自然をコントロールしたい」という動機、心理的な背景には、人間社会の以下のような心理・構造的な要因があると考えられます。
| 背景 | 目的・心理 |
| 経済的 | 農業・エネルギー・防災などで「自然を制御できれば利益や安全が増す」と考える |
| 技術的 | 科学の力で自然を理解・再現したいという知的欲求 |
| 政治的 | 災害・気候を制御できれば国際的影響力を持てるという発想 |
| 心理的 | 「自然を支配することで安心したい」という人間中心的な意識 |
つまり、自然を恐れながらも支配したいという二重の心理が働いています。
これは「人類の傲慢」や「自然との断絶」という視点に深くつながる心理構造です。
意識の観点から見ると、自然を「操作」しようとする発想そのものが、
「自然は自分とは別のもの」
「人間は自然より上に立てる」
という分離意識の表れです。
自然界は本来、調和と循環のシステムで動いています。
その流れに「支配・コントロール」という波動を持ち込むと、
反作用として「予測不能な気象変動」や「生態系の乱れ」といった形でバランス調整が起きやすくなると考えられます。
✅ 今後の方向性
人類が進化的に次の段階に進むには、
「自然を操作する」から「自然と協働する」意識への転換が求められます。
自然を“敵”ではなく“パートナー”として扱う
技術を「制御」ではなく「調和」のために使う
科学とスピリチュアリティを分けずに統合的に見る
この方向に進むとき、気象も自然災害も獣害も、ガイアの「警告」から、自然・地球との「共生と調和」へと—、
変わっていくのではないでしょうか。
関連リンク:https://mountain-top.jugem.jp/?eid=651 槍へ3 サードマンとクマ



