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2024-09-04 14:39:00

レプリコンワクチン「拙速にレプリコンワクチンを導入することには深刻な懸念を表明します」 レプリコンワクチン定期接種427万回分準備完了

コロナワクチン、3224万回分 定期接種は10月1日開始 配信より

厚生労働省は2日、今シーズンの新型コロナウイルスワクチンの供給量が約3224万回分となる見込みだと専門部会に報告した。10月1日から始まる定期接種の対象である65歳以上の高齢者と基礎疾患を持つ60~64歳の人の8割程度に行き渡る量という。厚労省によると、メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンが約2527万回分、mRNAが細胞内で複製される「レプリコン」という新しいタイプが約427万回分、組み換えタンパクワクチンが約270万回分。また、インフルエンザワクチンの供給量は2734万本の見込み。昨シーズンの3135万本と比べ少ないが、適切に使用すれば不足は生じない状況としている。

 

高齢者などを対象にした新型コロナワクチンの「定期接種」が2024年10月から始まります。この接種では「次世代型mRNAワクチン(レプリコン・ワクチン)」が使用される予定です。

新型コロナウイルスのワクチン(mRNAワクチン)接種回数は、2024年3月末までで延べ約4億3619万回、全人口に対する1〜3回目の接種率は、80.4%、79.5%、67.1%と高い割合を記録しました。

全額公費負担のワクチン接種は2024年3月末で終了し、2024年10月からはコロナワクチンの「定期接種」が始まります。定期接種とは、季節性インフルエンザのワクチンなどと同じように、費用の一部を利用者が自己負担する接種のことです。対象となるのは、①65歳以上の高齢者、②60〜64歳で重症化リスクの高い人。それ以外の人は完全に「任意接種」となるため、全額を自己負担せねばなりません。定期接種の期間は2025年3月末までで、この間に自治体は接種期間を設定し、希望者にコロナワクチンを接種していくことになります。

 

今まで新型コロナ感染症ワクチンには、mRNA(メッセンジャーRNA)を利用したものが使われてきました。

このmRNAワクチンは、コロナウイルスの設計図となるmRNAを脂質の膜に包んだものです。これをヒトに注射すると、mRNAに書かれた遺伝情報をもとに体内で新型コロナウイルスのスパイクタンパク質が産出されます。すると、スパイクタンパク質に対する免疫反応などが起き、コロナウイルスそのものが体内に侵入するのを防ぐことができるという仕組みでした。

 

*新型コロナウイルスのスパイクタンパク質とは:ウイルスがヒトの細胞へ侵入するために必要なタンパク質で、このスパイクタンパク質に対する免疫反応が起き、コロナウイルスそのものが体内に侵入するのを防ぐ役目があるタンパク質であると同時に、スパイクタンパク質が広範に生体内に広がることでスパイクタンパク質が持つ毒性により自己免疫疾患、心臓血管疾患、神経疾患、腫瘍の発現、など悪影響が出る可能性もあります。

 

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2024年10月から使用される「次世代型mRNAワクチン」は、これまでのmRNAワクチンと違う最大のポイントが、「レプリコン(自己増殖)」にあります。

これまでのmRNAワクチンでは、mRNAはヒトの体内でスパイクタンパク質を産出させるとすぐに消えていましたが(実際は数ヶ月以上もスパイクタンパクが体内に残っていることが確認されている)、レプリコン・ワクチンではヒトに注射すると体内でmRNAのコピーを作るように指示を出し、その複製されたmRNAから次々とスパイクタンパクが増殖されるため、従来の20倍もスパイクタンパクの増殖力があるワクチンで、またレプリコンワクチン接種者から未接種者へのワクチン感染力(シェデイング=ワクチンを接種された人から拡散する現象を指し、結果、他の人に伝播(transmission)することがある)は、従来のmRNAワクチンの60倍と言われます。mRNAが自己増殖を続けるわけですから「自己増殖型(レプリコン)」を頭に付けて呼称することもあり、今秋から定期接種予定のレプリコンワクチンの正式名は「コスタイベ筋注」(明治製菓ファルマ製造)といい、少量の接種で長期間の効用が出るといわれます。

 

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(上図の引用)https://x.com/stop_mRNA_com/status/1831115015405138382

 

この次世代型mRNA(レプリコンワクチン)は2023年11月、他国に先駆けて日本で初めて承認されました。2024年9月4日現在でも、世界で唯一の承認国です。認可を受けたのは、米国のバイオ企業アークトゥルス・セラピューティクス社が開発したもので、日本では明治ホールディングス傘下のMeiji Seika ファルマ社(東京)が製造・販売権を取得し、「コスタイベ筋注」の名称で販売されます。(2024.9.4現 承認申請澄み・承認予定 )

Meiji Seika ファルマ社はこのワクチンを福島県南相馬市の施設で生産しているほか、2028年の稼働を目指して神奈川県小田原市にも新工場を建設します。

 

この新型コロナワクチン「レプリコン(自己増殖)ワクチン」の危険性については、多くの有識者、免疫・感染学者、一部の医療関係者からも接種についての多大な懸念が示されています。

一般社団法人・日本看護倫理学会からは、2024年8月7日に「新型コロナウイルス感染症予防接種に導入されるレプリコンワクチンへの懸念 自分と周りの人々のために」と題する緊急声明を発表し、「安全性および倫理性に関する懸念」を表明しました。

 

一般社団法人・日本看護倫理学会[緊急声明]新型コロナウイルス感染症予防接種に導入されるレプリコンワクチンへの懸念  自分と周りの人々のために 

https://www.jnea.net/wp-content/uploads/20240806kinkyuseimei.pdf (引用)

 

示された懸念材料のポイントは以下の通りです。

◎レプリコンワクチンが開発国や先行治験国で認可されていないという問題

日本での認可から約8カ月になるが、開発国の米国や大規模な治験を行ったベトナムなど海外では今も承認国が出ていない。この状況は海外で承認が取り消された薬剤を日本で使い続け、多くの健康被害をもたらした薬害事件を想起させる。

◎シェディングの問題

レプリコンワクチン自体が自己複製mRNAであるため、接種者から非接種者に感染(シェディング)するのではないかとの懸念がある。それは接種を望まない人にワクチン成分が取り込まれてしまうという倫理上の問題がある。

◎将来の安全性に関する問題

遺伝子操作型mRNAワクチンは、人体の細胞内の遺伝機構を利用し抗原タンパク質を生み出す技術であり、人間の遺伝情報や遺伝機構に及ぼす影響、とくに後世への影響についての懸念が強く存在する。(最近の研究によると)ヒトの遺伝情報に影響しないという言説は根拠を失いつつある。

また、緊急声明は、従来のmRNAワクチンでは実験段階でも接種段階でも重篤な副作用について接種の際に十分な説明が行われなかったと指摘。コロナワクチンの接種は、インフォームド・コンセント(十分な説明を受け納得したうえでの同意)を基盤とする医療のあり方を揺るがしかねない事態になっていると強調しています。

そして声明は「われわれは、安全かつ倫理的に適切なワクチンの開発と普及を強く支持するものではありますが、そのいずれも担保されていない現段階において拙速にレプリコンワクチンを導入することには深刻な懸念を表明します」と結ばれています。 

 

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厚労省によると、秋から高齢者などに対する定期接種のために3224万回分のワクチンが準備されています。レプリコンワクチンについても今までのmRNAワクチン同様、何らリスク情報も無く、情報弱者でもある高齢者から定期接種されます。

どうかmRNAワクチン・レプリコンワクチン接種について、このような大きなリスクがある事を知らずに接種しようとする全ての人々に伝え、拡散してくださいますよう切にお願い申し上げます。